所在地:見方郡浜坂町

温泉名:浜坂温泉郷七釜温泉

住 所 見方郡浜坂町七釜温泉
電 話 0796−82−2498
交通機関 舞鶴自動車道福知山ICから国道9号線等で約120km
中国自動車道福崎ICから播但連絡道、国道9号線等で約110km
山陰本線浜坂駅からタクシーで10分
施 設(日帰り)
無し、駐車場7台
宿 泊 定員30名
泉 質 ナトリウム・カルシウム硫酸塩泉(高温泉)
適応症 不記載(理由は「温泉の基礎知識ー温泉の効能」参照)
入浴時間(宿泊) 24時間 
定休日 不定休
入浴料金 立ち寄り湯無し
入浴施設 内湯男女別各1
浴室備品(宿泊) 浴衣、タオル、シャンプー、ボディソープ
観光スポット 周辺は山陰海岸国定公園内にあり、天然記念物「但馬御火浦、旭洞門」等の名勝を但馬海岸遊覧船で観光できる。余部鉄橋、加藤文太郎記念図書館、浜坂町先人記念館、マリンポーチ
お土産・食事 松葉蟹、ホタルイカ、海産物、浜坂ちくわ
近くの温泉 徒歩1分のところに七釜温泉公衆浴場、浜坂温泉(日帰り入浴施設として「ユートピア浜坂」)、二日市温泉、湯村温泉、香住温泉
浜坂町HP
観光協会HP
http://www.town.hamasaka.hyogo.jp/
http://www.hamasaka.com/
雑記帳  
施設名:民宿あさひ荘 (入浴:2003.213)(2回目2004.2.23)
浜坂温泉郷・七釜温泉・民宿あさひ荘 (兵庫県)
日本海側、鳥取県との県境にある浜坂町は観光資源に恵まれた町だ。山陰海岸国立公園の中でも景勝の誉れ高い浜坂海岸、豊富な温泉、冬の味覚の王様・ズワイガニの水揚げ量(浜坂港)は兵庫県全体の40%を占め、ホタルイカの水揚げ量は日本一である。また、新田次郎の「孤高の人」のモデルとなった加藤文次郎の出身地である。この小説は私の愛読書の一つであったが、今回、ここに来てはじめて、「単独行の加藤」「不死身の加藤」と呼ばれ、昭和11年冬、槍ヶ岳北鎌尾根の猛吹雪で凍死した彼の出生地と知った。
冬の浜坂海岸
浜坂温泉に近隣の七釜温泉・二日市温泉を合わせて浜坂温泉郷と称する。浜坂温泉は昭和53年に掘り当て、現在使用している第3号源泉は、震度200メートル、湧出温度は74.5度、豊富な湯量により旅館・民宿ばかりでなく、町内800戸の家庭にも配湯、これは日本一である。昭和56年には、国の省エネルギー事業全国1号の指定を受けた。七釜温泉の源泉は、深度500メートルから汲み上げ、湯温49度、湧出量は480リットル/分、民宿20戸、公衆浴場1、病院1に配湯している。浜坂温泉郷の売物は何と言っても、冬のズワイガニだ。11月6日から3月30日の解禁期間には、カニを目当ての観光客、温泉客で大変な賑わいになる。尚、地元ではズワイガニのオスを「松葉ガニ」といい、メスはセコガニと言う。
夢千代日記で日本中に知られた湯村温泉(別掲)で入浴してから、ここにやって来た。宿のあさひ荘は、ご主人を亡くした奥さんが一人で取り仕切っている温かみある民宿。
定年まで勤務していた会社の先輩・AR夫妻の次男のお嫁さんの縁で、ご夫妻とともにここに宿泊した。ごく普通の建物だが、各部屋は10数畳、調度も立派な和室、置かれていた炬燵がうれしかった。
今回の旅の最大目的はズワイガニ。家内はカニのフルコースは初めてで、カニ刺、茹でガニ、焼きガニ、カニ鋤にカニ味噌のフルコースを満喫した。風呂はタイル張り、5〜6人用の内湯だが、24時間入浴可能な掛け流し、僅かに黄色味がかった湯が浴槽から溢れていた。
宿泊料は一人21,000円、旅館の半額、朝に水揚げされた松葉ガニとセコガニを一人3匹、決して高いとは思わないほどのカニ三昧であった。
あさひ荘
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一生に一度のカニ三昧であったが、最後のカニスキは全員が食べ残した。翌日の朝食にご飯を入れて贅沢きわまるカニオジヤとなった。帰途、近くの海産物店で、宿で食べたものと同じ大きさのカニが11,000円で売られていた。オスの松葉ガニ、メスのセコガニを1人3杯、民宿の奥さんが利益を出していたか、心配になった。
データは変更されている可能性もあります。事前にご確認ください。
2回目
2004年2月、温泉仲間のAR・AKさんと2回目の宿泊。昨年食べ切れなかったカニフルコースの反省を踏まえて、今回は1人1匹の大きな松葉ガニ(ゆでガニ)の半分は、はじめから分けて、残してきた奥方達へのお土産とした。
3〜4人が同時に入浴できる小さな湯舟だが、わずかに茶色がかった源泉100%の掛け流しだ。(2004.2.23撮影)
前回も今回も、地元にお住まいのARさんの親戚の方に同行していただき、地元の魚屋さんでカニなどのお土産を購入した。
カニのセリは火曜日と土曜日は行われないので、水揚げされたばかりの新鮮なものを買いたければ、この日を避けたほうが懸命。