神通温泉 (和歌山県)
住 所 和歌山県伊部郡打田町神通150−1
電 話 0736−77−7553
交通機関 阪和自動車道上之郷ICから62号線で南下、約10km(犬鳴山温泉の南約3km)
JR阪和線熊取駅下車、粉川駅行きバスに乗車、神通バス停下車3分
JR和歌山線粉河駅から熊取駅行きバス「神通」バス停下車、徒歩3分
施 設(日帰り) 食事処・休憩所・駐車場(20台前後) 
宿 泊 無し
泉 質 不明
適応症 不記載(理由は「温泉の基礎知識ー温泉の効能」参照)
入浴時間(外来)
11時〜21時
定休日 第2・4月曜日
入浴料金 大人840円
入浴施設 内湯男女各1 
浴室備品 シャンプー、ボデイソープ、ロッカー、ドライヤー
観光スポット 周辺でのフルーツ狩(モモ、梨、リンゴ、ブドウ等)、青洲の里、桃山町(桃の直売所)、粉川寺、根来寺、高野山、紀伊三井寺、ポルトヨーロッパ、黒潮市場
お土産・食事 館内で両方可。上記の「めっけもん広場」で野菜・果実・切り花など。
近くの温泉 龍門山温泉、蔵乃湯温泉、、ゆの里温泉、紀伊見温泉
加太温泉、紀州黒潮温泉、和歌の浦温泉、犬鳴山温泉、大谷温泉
奥水間温泉
打田町HP
めっけもん広場HP
http://www.town.uchita.wakayama.jp/index.html
http://www.ja-kinosato.or.jp/01_mekkemon/
雑記帳 今回の2ヶ所の温泉巡りで、周辺が和歌山県でも有数の果実(もも・柿など)・野菜の生産地であることを知った。こんなことが温泉巡りの楽しみでもある。
渓流沿いの神通温泉
打田町は和歌山県の最北部、那賀郡の中央に位置する。町の中央部に紀ノ川が流れ、両岸平野部は、県下有数の穀倉地及び果樹栽培地域である。

この町で一番注目を浴びているのが、打田町にあるJA紀の里ファーマーズマーケット「めっけもん広場だろう。JA紀の里は、周辺の野菜・果樹・茎花生産が盛んな桃山・打田町などの5JAが合併した大型JAである。桃山町の桃を取り扱っていることもあって、「広場」だけで年商10億円を超えているようだ。

私はこの地域を滅多に走らないため、これまでここを知らなかった。
しかし、温泉巡りの際は、地元の野菜・果樹を販売している道の駅・直販所に立ち寄ることを楽しみにしているので、しっかりと記憶に留めた。

「めっけもん広場」案内図
所在地 : 那賀郡打田町
「神通」とは何やらゆかしいが、所在する字の名前だ。
この日、自宅からほぼ2時間かけて桃山町に出かけ、直売所で熟れて半値になっている桃を大量に買い込み、近年オープンして評判の高い
蔵乃湯温泉(野半の里 蔵乃湯) に立ち寄った。
その後、帰りは阪和自動車で帰るべく、県道62号線に乗って和泉山脈に分け入り上之郷ICに向かった。行程の半ばほど、犬鳴山温泉が近い丘陵地帯に偶然見つけたのが神通温泉だった。
持参していた温泉ガイドブックにも載っていなかったが、袖触れ合うも何かの縁だ。
県道沿いの駐車場にパーキングして、建物の中に入った。
館内風景
温泉名 : 神通温泉
施設名 : 神通温泉  (入浴日:2005.8.2)
館内は比較的新しいが、なんとなく野暮ったい雰囲気が逆に気を落ち着かせる。いつ現在の形になったか不明だか、少し前まではもっと素朴な建物だったようだ。
浴室・湯船はさまざまなタイルが張られていて、豪華ではないが周囲の自然に見合った落ち着きがある。
風呂の大きさは2m50cmx6m程度のかなりの大きさ、湯はタイルの色と外光の反射のせいかなんとなく青く見える。パンフレットによれば、色が微妙に変化するようでどうやら錯覚ではないようだ。
脱衣室の掲示によれば、ここは30度弱の自噴泉(掘削後)を加温しているが、掛け流しとなっている。
なめらかな肌触りは女性に好まれそうな泉質で、これはpHが高いためだろうか。

肝心の泉質名は、注意して探したが館内に表示がなく、他の温泉サイトでは「メタケイ酸水素イオン泉」といった聞きなれない泉質が記載されていた。いずれにしても、源泉温度が25℃を超えているので温泉であることは間違いない。
前を流れる二瀬川、その向こうの木々の緑が鮮やかだった。
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