大和温泉 奈良健康ランド(奈良県)
所在地:天理市嘉畑町


天理市は大和盆地東部に位置し、人口は約7万人、全国最初の宗教名がつけられた都市である。市内を歩くと巨大な協会本部や全国から集まる信者の宿泊施設、それに天理教の法被を着た人の姿が目につく。市内はどこも清掃が行き届き気持ちが良い。
天理から櫻井に続く日本最古の道、「山の辺の道」沿いには日本の古代国家の所在を示す巨大な古墳が多く現存し、日本最古の神社の一つで国宝・重文を多数有し、物部氏ゆかりの石上神宮も観光スポットである。
:温泉名:大和温泉
住 所 天理市嘉畑町600−1
電 話 0743−64−1126
交通機関 西名阪自動車道郡山ICから国道24号線で南へ約2km
JR大和路線郡山駅、近鉄平端または天理駅から送迎バス
施 設 食事処3軽食・喫茶、休憩室、屋内プール、カラオケボックス、エステ・マッサージルーム他、宿泊施設、駐車場(約800台)
宿 泊 敷地内の奈良プラザホテルで可、1泊朝食付8,500円〜
泉 質 ナトリウム塩化物泉
適応症 不記載(理由は「温泉の基礎知識ー温泉の効能」参照)
入浴時間 24時間  
定休日 無休
入浴料金 大人1,800円 小人1、300円(期間限定・各種割引、深夜割増有り、要事前確認)
入浴施設 内湯(白湯、薬湯、バイブラ・ジェットバス等)男女各1、露天風呂男女各1、サウナ
浴室備品 タオル、バスタオル、シャンプー、ボデイソープ、ロッカー、ドライヤー等
観光スポット 石上神宮、大和・郡山城、山の辺の道
お土産・食事 三輪素麺(南隣櫻井市特産)、天理ラーメン(彩華ラーメン),
近くの温泉 朱雀の湯(ゆららの湯)、橿原温泉、神の牧温泉(虹の湯)
天理市HP
健康ランドHP
http://www.city.tenri.nara.jp/
http://www.narakenkoland.net/index2.html
雑記帳 天理市から櫻井市にかけて日本最古の街道と言われている山辺の道が南北に通じている。
この街道沿いには
今も記紀や万葉集に縁の地名や伝説が残る。
それに古墳時代前期・中期の巨大古墳、例えば渋谷向山古墳(景行天皇陵)、行灯山古墳(崇神天皇陵
)、卑弥呼の墓と言う説もある箸墓古墳、最近、古代史研究に大きな衝撃を与えた黒塚古墳などが数多くある。
私は一時、古代史、邪馬台国・卑弥呼のロマンにのめり込んで、三国志・魏書東夷伝(通称、魏志倭人伝)や関連図書を70冊ほどを買い込んで読んだり、奈良・大阪の主な古墳や古墳群を見て回ったものである。このとき一部が児童公園となっていた黒塚古墳の上も歩いたが、後日、ここの石室内部から、卑弥呼が魏の国から贈られたという三角縁神獣鏡が33面も出てきて、この地と「邪馬台国大和説」との関連が改めて注目され、古代史のホットエリアとなっているまた、天理市には、三輪山の麓の大神神社(おおみわ)と並んで日本最古の神社で、国宝の七支刀で有名な石上(いそのかみ)神宮が神秘的なたたずまいを見せている。
施設名:奈良健康ランド (入浴:2002.10.3)
平成12年4月にリニューアルオープンした当施設はすべてが豪華で、エントランスロビーだけでも普通の日帰り温泉施設が納まるくらいの規模、レストルームにはリクライニングシートが250以上並んでいいて温水プールもある。近年、近隣に低価格の温泉を使ったスーパ銭湯が二つできたこともあって、入場料を恒常的に割引しており、私が入湯したときは(平日)1,000円で館内着、バスタオル、タオル付きで館内の施設をすべて利用できた。温泉は大型の露天風呂に使用している。館内での食事などの支払いは入館の際に渡されたバーコード付きのリストバンドで行い、退館時に機械にこれを入れて精算する。当然のことながら山間部の温泉のような雰囲気は無いが、温泉や休息で一日をゆったりと過ごしたい人、カップルや家族連れには最適の施設である。
データは変更されている可能性もあります。事前にご確認ください。
大和温泉は、西名阪自動車道郡山ICから南へ2km、国道24号線沿いにある。国道24号線は奈良市から和歌山市に通じる幹線道路で、橿原市までは中小の工場、飲食店・各種小売業の事務所・店舗等が雑多に並ぶ。その中で大和温泉は付属のホテル・巨大駐車場ととともに一際大きい施設である奈良健康ランド内にある。
地下800メートルからくみ上げる薄茶色のナトリウム・塩化物泉の湯は38度、湯量は約200トン/日、温泉を使わない各種バスやプールを含めて、6個の循環濾過機が稼動する奈良県唯一の巨大健康ランドである。
一部