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大和平群温泉 かんぽの宿大和平群 (奈良県)
所在地:生駒郡平群(へぐり)
温泉名:大和平群温泉
施設名:かんぽの宿大和平群
道の駅大和路へぐり
住 所 生駒郡平群町上庄2−16−1
電 話 0745−45−0351
交通機関 第二阪奈道路小瀬出口から国道168号線を南下して約4km
近鉄生駒線元山上口駅下車徒歩10分
施 設(日帰り) レストラン、喫茶 、売店、広間、駐車場(約80台)
宿 泊 9,500円(1泊2食付税込み)〜
泉 質 単純温泉
適応症 不記載(理由は「温泉の基礎知識ー温泉の効能」参照)
入浴時間 11〜20時(受付は19時30分まで) 
定休日 無休(6月と12月に2日間程度)
入浴料金 大人510円 小人310円(6〜11才)
入浴施設 内湯男女各1、寝湯
浴室備品 シャンプー、ボデイソープ、ロッカー、ドライヤー
観光スポット 法隆寺、信貴山・朝護孫子寺、信貴・生駒スカイライン
お土産・食事 食事喫茶は施設内で可
近くに「道の駅大和路へぐり」有り
近くの温泉 信貴山温泉(信貴山観光ホテル)、宝来温泉(奈良パークホテル)、神の牧温泉(虹の湯)
簡保の宿HP
http://www.kampo.kfj.go.jp/
雑記帳 信貴山は、聖徳太子によって開かれた日本最初の毘沙門天を祭った霊場であり、太子が、信ずべき、貴ぶべき山、即ち信貴山と名付けた。その後、醍醐天皇が当山の毘沙門天の加護により病気が全快したとして「朝護孫子寺」の勅号を賜ったという。
「かんぽの宿」は全国に79ヶ所あり、総務省(当時は郵政省)が監督する特殊法人・簡易保険福祉事業団が経営する。奈良県には、ここ以外に同事業団が経営するかんぽの宿がもう一つある。「平城宮温泉・かんぽの宿奈良」である。両者の建物の外観はそっくりであるが、内部の雰囲気は大きく違う。「奈良」の方は最近リフォームされ、ホテルの雰囲気を持つのに対し、こちらは近くに介護老人施設等があるせいか、高齢者の姿が多く見られた。
窓ガラス越しに庭園を望む浴室は、中規模・石造りの内湯、それに5人ほどが入れる桧造りの寝湯が設けられている。露天風呂はない。湯上り後は広間・レストラン・喫茶でくつろげる。私は300円のアイスコーヒーを頼み、入浴後の脱力感を楽しんだ。
平群町は奈良県の北西部に位置し、、西の生駒山地と東の矢田丘陵に囲まれ、そこを北から南に流れる竜田川沿いの小さな盆地にある。平群は武内宿禰を祖とする奈良時代の有力な豪族・平群氏が居住していた地域である。一時、古代史に凝っていた時期があり、平群氏は,武内宿禰と縁がある葛城氏、巨勢氏、蘇我氏等とともに私にとっては馴染み深い名前である。
また、町域には聖徳太子が創建したと伝えられる信貴山朝護孫子寺(国宝信貴山縁起絵巻で有名)があり、今でも多くの信仰者や観光客が参詣している。
農業も盛んで、メロン・イチゴ・ブドウ・バラ・キクなどが栽培されている。
この温泉は、東の矢田丘陵側、国道168号線に近い見晴らしのよい場所に建設されたかんぽの宿の敷地内にある。地下1,500mまで掘削して湯脈とぶつかり、これを動力で汲み出している。湯は薄い緑灰色の弱アルカリ性単純温泉である。
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