三郷町は、金剛生駒国定公園の自然に恵まれたわずか8.8kuという小さな町である。
信貴山の毘沙門天と呼ばれる信貴山朝護孫子寺は隣町の平群町域にあるが、同じ山系の北にある生駒聖天寶山寺とともに商売繁盛・家内安全を願う人々の信仰が篤い。 
国宝・信貴山縁起絵巻は、信貴山の毘沙門天に因む縁起を描いたもので、源氏物語絵巻と共に絵巻物の双璧と言われている。
信貴山と生駒山の間は、大阪・奈良を一望に見渡せる信貴生駒スカイライン(有料)でつながっている。特に大阪側を望む夜の光のショーは、日本の夜景ベスト1と言ってもいい素晴らしさである。また町内には万葉集にも歌われている竜田川が流れ、その河岸には風の神様で知られる龍田大社がある。私が温泉巡りに使う愛車のナンバープレートの下にもこの神社のお守り札がつけてある。
  
    
      | 住 所 | 生駒郡三郷町信貴山西2−40 | 
    
      | 電 話 | 0745−72−4801 | 
    
      | 交通機関 | 阪名道路山上口から信貴生駒スカイラインで20分、信貴山料金所すぐ 近鉄生駒線信貴山下からバスで10分
 JR関西本線王子駅からタクシーで10分
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      | 施 設(日帰り) | 食事処、ラウンジ・喫茶、売店、 駐車場(玄関前は、7〜8台分、信貴生駒スカイライン料金所そばに旅館専用の無料駐車場)
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      | 宿 泊 | 和室37  2食税・サ込み12,600円〜(詳しくは下記HP参照) | 
    
      | 泉 質 | 単純温泉 (毎分52リットル 泉温35度) | 
    
      | 適応症 | 不記載(理由は「温泉の基礎知識ー温泉の効能」参照) | 
    
      | 入浴時間 (日帰り)
 | 10時30分〜20時 (下記の通り食事又は喫茶が条件) | 
    
      | 定休日 | 無休、但し団体の利用がある場合、入浴できないこともある | 
    
      | 入浴料金 | 館内食事処・ラウンジ及び隣接する「蓬乃里」で食事・喫茶を取る場合のみ入浴可 喫茶の場合は800円
 食事の場合は500円
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      | 入浴施設 | 内湯男女各1 露天風呂男女1、水風呂 | 
    
      | 浴室備品 | シャンプー、ボデイソープ、ロッカー、ドライヤー | 
    
      | 観光スポット | 信貴山朝護孫子寺、信貴生駒スカイライン、生駒聖天、斑鳩の里(法隆寺・中宮寺・法起寺・法輪寺)、吉田寺、慈光院 | 
    
      | お土産・食事 | ホテル内食事処で2、100円の信貴弁当を頂いたが、しっかりした味付けがしてあって大変美味しかった。土産物も館内で可。 尚、隣接しているホテル直営の食事処「蓬の里」で山菜料理が楽しめる。
 
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      | 近くの温泉 | 音の花温泉、大和神の牧温泉(虹の湯)、太子温泉(大阪府) | 
    
      | 三郷町HP 朝護孫子寺HP
 ホテルHP
 | http://www.town.sango.nara.jp/ http://www.sigisan.or.jp/
 http://www.shigisan.co.jp/
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      | 雑記帳 | 信貴山朝護孫子寺が所蔵する国宝「信貴山縁起絵巻」は平安時代の作品。昔、信貴山に居て奇跡を行った僧、命蓮の物語を三巻(「飛倉」「延喜加持」「尼公」)に描いた日本絵画史を代表する平安時代の傑作である。 | 
  
 
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信貴山朝護孫山寺の門前、信貴生駒スカイラインの信貴山口のすぐ近くにある信貴山観光ホテルはホテルの名前が付いているが、上の写真のように大変立派な玄関が客を出迎える和風旅館である。
ここは、食事又は喫茶を取ることを条件に入浴できるが(下記参照)、私たちは今回も、贔屓にしている「信貴山弁当」を注文した。以前と同じ洒落た2段重ねの容器に、しっかりした味付けのいろいろな料理が盛り込まれていた。
かなり大きな大浴場「月の湯」には、ほんの少し色がついた単純泉で満たされていた。(以前はもう少しはっきりしたウグイス色だった。)
浴室の床から天井まで届く、大画面のガラス窓からは信貴山の自然、それに目の前には桜の木が何十本と植えられ、春の花見入浴はさぞかし素晴らしいことだろう。
今回(2005年2月)、久し振りに我が家から20km余りのここにやって来たが、以前にはなかった露天風呂が大浴場の前に出来ていた。大きさは4人くらいで満員の小ぶりの物だが、見晴らしがきいてなかなか快適だった。
寝転がって休憩する場所はないが、信貴山の自然を眺められる落ち着いた食事処やラウンジがあり、日帰り温泉施設では味わえないゆったり感、そしてほんの少しの贅沢感を味わえる
信貴山は、聖徳太子によって開かれた日本最初の毘沙門天を祭った霊場であり、太子が、信ずべき、貴ぶべき山、即ち信貴山と名付けた。その後、醍醐天皇が当山の毘沙門天の加護により病気が全快したとして「朝護孫子寺」の勅号を賜ったという。
奈良県の有名な寺の門前にある温泉として、ここと長谷寺温泉があるが、両方とも意外に知られていない。それだけに混雑を避けてゆったりと入浴が楽しめ、穴場的存在と言える。
信貴山温泉・信貴山観光ホテル (奈良県)
所在地 : 三郷町信貴山
温泉名 : 信貴山温泉
施設名 : 信貴山観光ホテル (入浴:2001.2.3 3回目入浴 2005.2.10)
大浴場は7〜8mあるかなり大きな物、窓の向こう側に露天風呂が出来た。
見晴らしのいいラウンジ、ここでゆったりと飲むコーヒーは気分がいい。
私どもが好きな「信貴山弁当2,100円」
丸い二段重ねの容器に、いろいろな料理や野菜の煮物が盛られている。食事+入浴料500円で上質な一刻を過ごせる。
信貴山朝護孫子寺本堂