中荘温泉 町立老人福祉センター中荘温泉 (奈良県)
所在地 : 吉野郡吉野町
温泉名 : 中荘温泉
施設名 : 町立老人福祉センター中荘温泉
住 所 吉野郡吉野町楢井587
電 話 07463−2−0501
交通機関 西名阪自動車道・郡山ICから国道24・169号線等で約45km
西名阪国道針から国道369・370・169号線で約35km
近鉄大阪線大和上市駅から奈良交通バスで約15分、上楢井下車すぐ
施 設(日帰り) 食事処、休憩室、駐車場(40台) 
宿 泊 無し
泉 質 ナトリウム・カルシウム炭酸水素塩泉(泉温19.6度)
適応症 不記載(理由は「温泉の基礎知識ー温泉の効能」参照)
入浴時間 6月〜9月:12〜19時  10月〜5月:12〜18時  
定休日 毎週火曜日、祝祭日の翌日、第1・3月曜日
入浴料金 大人700円 小人350円
入浴施設 内湯男女各1
浴室備品 タオル、シャンプー、ボデイソープ、ロッカー、ドライヤー
観光スポット 吉野山、津風呂湖、和紙の里、観光農園みどりの村
お土産・食事 食事は施設内で可。
国道370号線、大宇陀町から吉野町に入ってすぐのところにある「三茶屋」(地元物産直売所・市(一)の茶屋、レストラン・煮(二)の茶屋、箸と木の資料館・山(三)の茶屋)の利用がお奨め。

近くの温泉 吉野温泉、新吉野温泉、津風呂湖温泉、大淀温泉、宮滝温泉
吉野町HP
商工会HP
http://www.town.yoshino.nara.jp/
http://www.yoshino.ne.jp/wakwak/
雑記帳 吉野郡の町や村を走るときの楽しみは、沢山ある道の駅や物産直売所で野菜を買うこと。だいたい市価の2〜3割安、しかも新鮮、自宅・ご近所のお土産として最適だ。
人口11,000人余り、昭和31年に旧吉野町、上市町、中荘村(温泉名)等が合併して生まれた吉野町は奈良県総面積の6割を占める吉野郡の北端に位置する。町の中を川上村に源を発する吉野川が東から西に流れ、町の一部は、吉野熊野国立公園に指定されている。吉野山の桜はあまりにも有名だが、同時に飛鳥時代から桃山時代までの歴史の表舞台に度々登場する。大海人皇子、源義経、後醍醐天皇、楠正成、豊臣秀吉、みなここに縁の人物だ。
例によって雨の日、温泉日和の午後1時過ぎ、思い立って吉野町に出かけた。帰途、いつもの通り大宇陀町の道の駅で野菜の買物をして、夕方6時過ぎに戻ってきた。
吉野町方面に行く場合、西名阪自動車道郡山ICから国道24・169号線で南下するのが最短だが、橿原市周辺の渋滞を避けるため、西名阪国道の「針(大きな道の駅がある)」から国道369・370号線を南下して、国道169号線に出るのが常だ。そこから左折、吉野川に沿って下流へ数キロ走ると、中荘温泉の大きな看板とともに、国道の右下に平屋造りのこじんまりした町立施設が見えてきた。奈良県下で日帰り温泉としての草分けで、昭和52年(1977年)にオープンした。別掲の大淀温泉(大淀町老人福祉センター、昭和54年開設)に先立つこと2年前だ。

同名の施設名を持つ大淀温泉と同じく、施設名に相応しく見かけた男女は私より10歳前後上の方が多かった。浴室は2方に大きなとられたガラス窓から吉野川の清流を見下ろし、対岸の小高い山が小雨に煙って水墨画のように見えた。湯舟は4mx2mくらいの小ぶりなもの、構造は掛け流しになっているが、循環でないかどうかは不明。湯は吉野川の下70メートルから湧出するナトリウム・カルシウム炭酸水素塩泉(掲示版による)、透明なウグイス色、若干のヌメリ感があった。露天風呂はない。
データは変更されている可能性もあります。事前にご確認ください。
例によって湯気のためにうまく撮れず。
一部