所在地:橿原市


橿原市は人口約125,000人、奈良県のほぼ中央に位置し起伏が少ない町である。市内に鼎立する大和三山(畝傍山・耳成山・香久山)は標高が約140メートルから200メートルと丘程度の高さだが、遥か万葉の時代を思い起こさせる。また、この三山の中央にはわが国初の首都であった藤原宮跡があり、さらに南は古代史の舞台である明日香(飛鳥)に隣接し、古事記・日本書紀ににもその名が登場する。
温泉名橿原温泉
住 所 橿原市十市町63−1
電 話 0744−29−0700
交通機関 西名阪自動車道郡山ICから国道24号線等で約9km
近鉄大和八木駅からバス、大門橋停から徒歩5分
施 設 レストラン、喫茶 、休憩室、カラオケルーム等
(和室・洋室)、駐車場(約80台)
宿 泊 なし
泉 質 含鉄ーナトリウム・カルシウムー塩化物強塩泉 泉温33度
適応症 不記載(理由は「温泉の基礎知識ー温泉の効能」参照)
入浴時間 10:00〜19:30 
定休日 毎週月曜日(月曜日が休日の場合は翌日)、12月27日〜1月4日
入浴料金 市外:中学生以上900円、小学生500円
市内:中学生以上600円、小学生300円
市内の60才以上、身障者、小学校就学前は無料
入浴施設 内湯男女各1、露天風呂男女各1、ジャグジー、サウナ
浴室備品 シャンプー、ボデイソープ、ロッカー
観光スポット 橿原神宮、今井町、大和三山、久米寺、明日香、大神神社
お土産・食事 ソーメン(三輪)、ソバ(笠荒神)、農産物(シンビジウム、イチゴ等)
近くの温泉 天然大和温泉(奈良健康ランド
橿原市HP
やわらぎの郷HP
http://www.city.kashihara.nara.jp/
http://www.city.kashihara.nara.jp/yawaragi/index.html
雑記帳 私は40才後半から50才前半にかけて日本の古代史にのめり込んで、図書を50冊ほど読破し、歴代天皇の御陵や古墳等を数多く巡った。橿原市には神話時代の神武天皇から綏靖安寧懿徳孝元の各天皇御陵があり、橿原神宮、大和三山、明日香村等とともに、古代を偲びつつ時間をかけてゆっくりと探訪した。
施設名橿原市福祉センターやわらぎの郷 (入浴:2002・11.22)
橿原温泉 橿原市福祉センターやわらぎの郷 (奈良県)
温泉施設はのどかな田園風景の中にあり、中規模の大浴場・露天風呂のほか、ジャグジー、サウナを備えている。この種の施設に共通した機能的な設計で温泉情緒を望めないが、地元の60歳以上の人は無料で入浴できることもあって、高齢者で大変にぎわっていた。
透明な湯は鉄分を含むナトリウム・カルシウム塩化物強塩泉で、かなりねばっこい温泉である。
橿原温泉は橿原市が平成8年、20億円をかけて建設した総合福祉センター「やわらぎの郷」内にある。施設内には温泉に加えて、デイサービスセンター、訪問看護ステーションなどの他、陶芸教室、書道教室、卓球・ビリヤード・パターゴルフ等の教養・娯楽場も備えている。
データは変更されている可能性もあります。事前にご確認ください。
近鉄八木西口液から徒歩で約5分、大和三山の一つ、畝傍山の南、東西600メートル、南北300メートルの一帯が今井町である。ここは、一向宗本願寺一家衆の今井兵部が、天文年間(1532年〜55年)に御坊を開き、周囲に堀や土塁を築き寺内町としたのが始まり。豊臣秀吉の時代には、「大和の金は今井に七分」と言われるほど商業が栄えた。現在、この地域は国の「重要伝統的構造物群保存地域」に指定されている。町内800戸の内、約6割が江戸時代に建てられたもので、今西家・豊田家・河合家等の住宅はいずれも国の重要文化財である。町内の「今井まちなみ交流センター華甍」に立ち寄ってから、町内をゆっくりと散策されることをお奨めする。
今井町