所在地天川村洞川(天川村については天の川温泉参照)


天川村の一部は吉野熊野国立公園に属し、日本百名山、近畿最高峰の八経ヶ岳を擁す大峯山脈から清流が村内に流れ出し、「水の郷百選」に選定されている。さらにこの地の
洞川(どろかわ)湧水群(通称、ゴロゴロ水)は、「名水百選」に選ばれている。
また洞川の背後にある大峯山は、役(えん)の行者・小角が開いた修験道発祥の地であり、神仏が宿る霊地として信仰を受け、1,300年前から今日に至るまで女人禁制となっている。

温泉名:洞川(どろかわ)温泉


施設名:
紀の国屋甚八 (入浴:2002.10.3)












住  所 吉野郡天川村大字洞川222−1
電  話 0747ー64−0309
交通機関 西名阪・郡山ICから国道24・169・309号線で約60km(下市町から県道48号線を南下する方が距離的に短いが、隘路を長距離ドライブするのでお奨めできない)
近鉄吉野線下市口駅からバス1時間20分、洞川温泉下車
施  設 日帰り用には特になし、駐車場(30台、但し旅館前には無し)
宿  泊 10室、 10,000円〜
外来入浴時間 10:00〜21:00 
定休日 無休
泉 質 単純温泉
適応症 不記載(理由は「温泉の基礎知識ー温泉の効能」参照)
入浴料金 大人500円 (食事付5,000円〜)
入浴施設 内湯男1女1、露天風呂1(男女日替わり)
家族風呂(宿泊者のみ)
浴室備品 シャンプー、ボディソープ
観光スポット 大峯山(女性入山禁止)天河大弁財天、鍾乳洞、ゴロゴロ水、龍泉寺、かりがね橋、山上ヶ岳歴史博物館、みたらい渓谷遊歩道、洞川自然研究路
お土産・食事 季節のアメノウオ(アマゴ)・アユ、名水豆腐、ごろごろ水(下記)柿の葉寿司
近くの温泉 洞川温泉センター、天の川温泉
天川村HP
商工会HP
紀の国屋HP
http://www.vill.tenkawa.nara.jp/
http://www.ntcs.ne.jp/tenkawa/

http://www.kinokuniyajinpachi.com/index2.html
雑記帳 ごろごろ水は名水百選・洞川湧水群の名水。五代松鍾乳洞のすぐ近くにあり、清冽な湧水が岩の間から流れ出るとき、洞窟に反響してゴロゴロ音を立てていたので、昔からこの名前で呼ばれていた。この名水を求めて多くの人が取水に来て大変な混雑となり最近、ごろごろ水は名水百選・洞川湧水群の名水。五代松鍾乳洞のすぐ近くにあり、清冽な湧水が岩の間から流れ出るとき、洞窟に反響してゴロゴロ音を立てていたので、昔からこの名前で呼ばれていた。この名水を求めて多くの人が取水に来て大変な混雑となり、最近ではパイプを延長させて一度に多数の人が取水できるような設備を設けた。それでも、休日は混雑するのでこれを避けるか、午後2時過ぎに現地に到着すれば少し空いてくる。(現地で聴取)

天の川温泉洞川温泉センター参照)
天川村役場近くで国道309号線から離れ、山上川に沿って県道21号線を北上すること約5km、まるで江戸・明治時代にタイムスリップしたような宿が並ぶ洞川温泉に入る。狭い街道沿いは、華やかな温泉街でなく、山岳信仰の地に相応しい雰囲気を感じさせる。
ここらの宿は江戸時代中期に創業、300年といった長い伝統を持つ。それはここが大峯山で修行する行者達の宿場として栄えてきた歴史によるもので、宿には「行者の宿」といった看板も目につく。
湯は弱アルカリ性、無色・透明・無味の単純温泉で、旅館街の手前、山上側の対岸に日帰り入浴施設として「洞川温泉センター」がある。
紅葉にはいまだ早い10月上旬、300年の歴史を持つ当館の玄関に足を踏み入れた。玄関先には講の名を記した提灯が吊るされレトロな雰囲気。入浴の可否を問うたところ、快くきれいに手入れされた庭を背景とした半露天の風呂に案内された。
入浴後、信仰のために来館したわけでない私に美味しいお茶を出していただき大変恐縮した。
データは変更されている可能性もあります。事前にご確認ください。
紀の国屋甚八玄関
半露天風呂
洞川温泉・紀の国屋甚八 (奈良県)
旅館街
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半露天風呂
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旅館・紀の国屋甚八