ああ、いい湯だな！　わかさぎ温泉　笠置いこいの館　名湯・秘湯・立ち寄り湯３００

住　所	相楽郡笠置町隅田２４
電　話	０７４３－９５－２８９２
交通機関	名阪国道針ＩＣから国道３６９号線経由で約２０ｋｍ大阪から国道１６３号線笠置町役場前で右折、橋を渡ってすぐ関西本線笠置駅から徒歩５分
施　設	大食堂、喫茶＆軽食、休憩室、売店、テニスコート、駐車場（約１７０台）
泉　質	含弱放射能・ナトリウム炭酸水素塩塩化物温泉
適応症	不記載（理由は「温泉の基礎知識ー温泉の効能」参照）
入浴時間	１０時～２２時（受付は３０分前に終了)
定休日	定休日：第１・第３水曜日(祝日と重なる場合は翌日）、年末年始
入浴料金	大人８００円　老人（７０歳以上）６５０円　小学生４００円　６歳未満無料尚、わかさぎ温泉のHPを印刷して持参すると大人１００円、小学生５０円引きになる。又はJAF会員証を提示すると１００円引きになる。
入浴施設	内湯男女各１、露天風呂男女各１、
浴室備品	タオル、シャンプー、ボデイソープ、ロッカー、ドライヤー
観光スポット	笠置山、柳生の里、浄瑠璃寺、岩船寺、月ヶ瀬梅渓
お土産・食事	館内で食事・土産とも可
近くの温泉	笠置温泉、レイクフォレストリゾート温泉、月ヶ瀬温泉
笠置町HP 商工会・観光協会ＨＰわかさぎ温泉ＨＰ	http://www1.kcn.ne.jp/~kasagi/ http://kasagi.kyoto-fsci.or.jp/ http://www12.ocn.ne.jp/~wakasagi/
雑記帳	木津川の南岸、写真のように小高い山に囲まれたわずかな平坦地に立つ施設は私にとって馴染みの温泉だ。と言うのは、自宅から距離にして１５ｋｍ、３０分弱で来られるマイ温泉だからである。夕食を取ってから車で向かい８時半頃に到着すると、入浴者も少なくなりゆったりと入浴できる。たまには、ここの２階にある大きな畳敷きの大広間でセルフサービスの夕食を取ることもあり、（そういっては失礼だが）Ｂ級グルメを楽しんでいる。この大広間には舞台が付いていて、カラオケも歌えるようだが、これを利用しているシーンを見かけたことがなく、カラオケ嫌いの自分にはありがたいことだ。また、１階のスタンド式のレストラン＆喫茶の「オオルリ｣でも軽食やコーヒーを手軽に取れる。

男子大浴場に水温が違うかなり広い浴槽が４つ、これ以外に噴流付の寝湯、ジャグジー湯、打たせ湯、露天風呂、サウナ等が併設されている。また、１つにはスロープが付いていて、備え付けの専用車椅子で入浴が出来るので親切だ。
近年出来た露天風呂は狭くて取ってつけたような感じだ。、ここはむしろ内湯でゆったりと温泉を楽しむ所だろう。湯は弱放射能泉、かなりのヌメリ感がある美人の湯である。料金がこれまで１、０００円だったが、２００５年３月に入浴したときは、８００円に値下げされていた。暫定的なものか固定的なものか定かではないが、これまで通り脱衣所にタオルとバスタオルが置いてあって無料で使えるので、これまでの割高感が低下した。
館内には、この外にレストルーム、マッサージルーム等があり、設備が充実した日帰り温泉施設と言える。

「笠置町に暮らしているといつも山ばかりが見えます。そして見下ろせばいつも木津川の流れが目に入ります」
笠置町を調べていたらこの言葉が目に留まった。この町の中を東西に流れる木津川の右岸を走る１６３号線を何十回となく通過している自分には、うまい表現だと感服した。目の前の笠置山には天武天皇によって創建された笠置寺があり、平安時代には修験道場として栄えた。現在でも、大きな岩石に刻まれた磨崖仏や後醍醐天皇在所などが残っている。
また、この町は木津川に沿ってキャンプ場が多数あり、やカヌーのメッカでもある。

笠置町は、地下１，２００メートルまで掘削して得た低温泉を使用し、１９９７年４月にわかさぎ温泉をオープンさせた。２００１年１２月には入館者が１００万人に達し、これは単純平均で毎日６００人前後の来場があることになり、この温泉の人気の高さが分かる。泉質は微量の放射能を含むナトリウム炭酸水素・塩化物温泉（施設表示のまま）で、ほんのわずかに薄茶色、肌にヌメリ感が残る弱アルカリ性。この温泉へのアクセスは、大阪方面からは木津経由の国道１６３号線で一直線、笠置大橋を渡ってすぐ。名阪国道（国道２５号線）からは針ＩＣで国道３６９号線に乗り換えて北上、柳生から道幅の狭い県道４号線に乗って約４ｋｍ。どちらの方面からも最後は右折または左折して細い道路に入るので案内板を見落とさないようにすること。