ひょっこり温泉 島の湯 
(石川県)
所在地 : 七尾市能登島
温泉名 : ひょっこり温泉
施設名 : 島の湯(入浴日:2004.12.14)
住 所 七尾市能登島佐波町ラ部29-1
電 話 0767−84−0033
交通機関 北陸自動車道金沢東ICから能登道路経由能越自動車道高田ICから15km
JR七尾線和倉温泉駅からのとじま臨海公園行きバスで20分、島の湯下車
施 設 食事処、売店、休憩室、リラックスルーム、マッサージルーム、駐車場(200台)
宿 泊 無し
泉 質 ナトリウム・カルシウムー塩化物泉
適応症 不記載(理由は「温泉の基礎知識ー温泉の効能」参照)
入浴時間 9時〜22時(冬期は21時)
定休日 毎月末金曜日 12月30日〜1月1日
入浴料金  大人(中学生以上)450円、小人(小学生)200円
入浴施設 男女別内湯、男女別露天風呂、貸切風呂3、サウナ、打たせ湯、ジャグジー、寝湯など
浴室備品 シャンプー、ボデイソープ、ドライヤー、ロッカー
観光スポット 能登島内観光スポット(能登島ガラス美術館・能登島ガラス工房・臨海公園水族館等)
お土産・食事 土産・食事は館内で可
七尾市内の「能登食彩市場」では海産物ショッピングと食事の両方が楽しめる。
近くの温泉 和倉温泉和田内温泉(ほっとらんどNANAO)、赤崎温泉
七尾市HP
島の湯HP
和倉温泉HP
http://www.city.nanao.lg.jp/
http://user.notojima.jp/shimanoyu/onsen/shimanoyu.htm
http://www.wakura.or.jp/
雑記帳 露天風呂もあり、外観を含めて地元の銭湯という雰囲気はないが、和倉温泉にも「総湯」がある。入浴料480円、駐車場は80台可。
データは変更されている可能性もあります。事前にご確認ください。
北陸2泊3日の旅、前日宿泊した山中温泉で総湯・菊の湯に入浴後、金沢で昼食。それから、能登半島を南東に縦断する能登道路に乗りかえ、千里浜のなぎさドライブウエィで波打ち際のドライブを楽しんだ後、本日の宿泊地・和倉温泉にやって来た。しかし、チェックインには早すぎたので、対岸の能登島に渡り、偶然見つけた日帰り温泉で入浴した。
1,050mの能登島大橋を渡って島へ。
七尾市は日本海に突き出た能登半島の中央部東側に位置し、七尾湾・富山湾に面している。
北の七尾湾には能登島が横たわり、西南の丘陵が七尾湾に伸び、天然の良港・七尾港を造り上げている。七尾は、この港を玄関口として古代より能登の政治・経済・文化の中心として発展してきた。
観光面では、海辺の温泉地として全国的に知られた和倉温泉を中心に、近年開通した長さ1,050mの能登島大橋によって繋がった能登島に様々なリゾート施設がある。
この日宿泊の和倉温泉に、まだ日が高い内に到着したので、急遽、和倉温泉の対岸、能登島に向った。
能登島へは、無料化された能登島大橋を渡る。この橋は1982年4月に完成したもので、それまではフェリーボートで渡っていた。展望を楽しむためか、変化を持たせるためか、橋はフラットでなくジェットコースターのように波打っている。1998年にはもう一つの橋が完成して、島を完全に通り抜けできるようになっている。島には水族館、ガラス美術館(なんで日本中ガラス館があるのだろうか不思議)、ゴルフ場や4ヶ所の海水浴場などが揃う。
橋を渡り、七尾湾の風景を楽しみながら道を進むこと15分、出てきた標識に従がって右折すると、数百メートルの砂浜(マリンパーク海水浴場)の目前に、瀟洒な温泉施設「ひょっこり温泉」があった。海に最も近い日帰り温泉施設の一つだろう。
「ひょっこり」と言うとNHKの児童番組だった「ひょっこりひょうたん島」を思い出してしまったが、「ひょっこり能登島」というキャンペーンフレーズに因んでネーミングされたらしい。
上左 : 波静かな七尾湾を見ながらドライブ。

上右 : マリンパーク海水浴場。温泉はこの写真の右側。

下左 : 島の湯

正面玄関から見るより、館内はかなり広い。
風呂は和洋の露天風呂・高温・低温の二つの浴槽がある内湯・寝湯・サウナ・家族風呂・砂風呂、食事処、休憩室、マッサージルーム、貸切個室などが揃っている。
内湯に短時間浸かった後、露天風呂に行く。
快晴だが3時過ぎのの弱々しい太陽、波一つない鏡のような海、季節外れの砂浜には小さな子供を連れた夫婦が一組、遠くに白銀の白山連峰、露天風呂にいるのは私一人、なんとものどかな入浴だった。
温泉と言えば、渓谷の清流や緑あふれる木々の中で浸かるのを好む私だが、海を見ながらの温泉もなかなかいいもんだと思い直した。
湯は71℃の高温で、毎分466リットル、日量671トンと豊富だ。泉質は湯冷めがしにくい食塩泉(ナトリウム・カルシウムー塩化物泉)。片腕を手で擦ると「キュッ」と音を立てて滑りが止まる様な感触、、かなり塩分が濃いように思えた。