所在地:鈴鹿市


鈴鹿市は、東に伊勢湾を臨み、西には南北に50km、東西20kmの広大な鈴鹿山脈が連なる。昔から伊勢の国の政治文化の中心として、また江戸時代には東海道五十三次の宿場町として栄えた。現在は、約19万人という意外に多い人口を擁するが、これは戦後にホンダ等の自動車産業をはじめとする工業誘致を積極的に行ってきたことによる。鈴鹿市といえば日本で初めて完成し、いまや車好きの若者達のメッカとなっている鈴鹿サーキットで全国的に知られている。鈴鹿市はこの縁でフランスのル・マン市と姉妹都市を結んでいる
温泉名:鈴鹿サーキット温泉
施設名:鈴鹿サーキット天然温泉クアガーデン(最終入浴:2002.10.20)
鈴鹿サーキット天然温泉 クアガーデン (三重県)
データは変更されている可能性もあります。お出かけ前にご確認ください

駐車場に入り標識に従がって奥にすすむと特徴あるガラス張りの三角形の屋根が見えてくる。車を近くの専用駐車場に止めてコンクリート造りのモダンなクア施設に入る。受付で先ほど支払った駐車料金のレシートを渡して一人分の入浴料金が無料になり、タオル・バスタオルを受け取って入浴棟へ。内湯は写真で見ていた以上に大きく、15X5メートルくらい、黄色味がかった湯がなみなみと張られている。石張りの清潔な床には内湯の縁に等間隔に開けられた小さな穴から湯が流れ出ている。洗い場は一人毎に仕切られて気兼ねなく体を洗える。岩石で囲われた露天風呂も非常に大きく内湯より温めの湯である。他の施設で見るような畳張りの休憩室などは無く温泉情緒に欠ける面もあるが、逆に機能的になり雑然とした雰囲気がなくて清潔感が高まり、これはこれで快適である。

住 所

鈴鹿市稲生町7992

電 話

0593−78−1111

交通機関

東名阪自動車道・鈴鹿ICから国道1号線で約13km
近鉄白子駅からバス、鈴鹿サーキットバス停下車

施 設

食事処・喫茶・レストラン・プール・ラウンジ・トレーニング室他 駐車場(約60台)
駐車場は入った所に止めず奥のクアガーデン専用駐車場まで進むこと。
駐車料金1000円を取られるが、フロントでレシートを見せれば一人分の入浴料金と引き換えになるので持参すること

宿 泊

隣接するフラワーガーデンホテルで宿泊可

泉 質

アルカリ性単純温泉

適応症 不記載(理由は「温泉の基礎知識ー温泉の効能」参照)

入浴時間

11時〜20時  

定休日

年2回(不定)

入浴料金

大人1000円 (タオル・バスタオル付) 小人800円(3歳〜小学生)
プールセット 大人1500円 小人1200円

入浴施設

内湯男女各1露天風呂男女各1、サウナ、ジャグジー、水風呂

浴室備品

シャンプー、ボデイソープ、ロッカー、ドライヤー

観光スポット

鈴鹿サーキット・遊園地

お土産・食事

隣接するホテルのレストランも利用すれば幅広い選択の食事が出来る。

近くの温泉

天然温泉ジャブ、天然温泉ロックの湯、湯の山温泉、長島温泉等

鈴鹿市HP
観光協会HP

鈴鹿サーキットHP
クアガーデンHP

http://www.city.suzuka.mie.jp/
http://www.kanko.suzuka.mie.jp/
http://www.mobilityland.co.jp/suzuka/

http://www.mobilityland.co.jp/kurgarden_s/

雑記帳

F1グランプリの国際的舞台である鈴鹿サーキットの生みの親はホンダの創業者・本田宗一郎氏である。
日本初のサーキットは鈴鹿の広大な原野を開発することとなり、厖大な技術的問題を乗り越えて1962年9月にオープンした。
オープン当時の規模は、全長約6000メートル、スタンド席と自由席を含めて収容人員は21万人、駐車場5000台、合わせて宿泊施設、レストラン、遊園地などが併設された。

この温泉を知ったのは日帰り温泉のガイドブック(昭文社・まっぷる日帰り温泉2001年版)である。温泉名、それにロケーションからして、温泉情緒を楽しむにはなかなか行こうとは思わないが、紹介記事の写真に大きな内湯が掲載されていたのに惹かれて行ってみた。四日市臨海工業都市のこの周辺には、湯量の多い日帰り温泉が多くあるが、ここも環境的には緑は多くないが、1分あたり600リットル以上と湯量に恵まれている。
この写真はパンフレットから