所在地:揖斐郡揖斐川町 (旧)揖斐郡谷汲村

源泉名:谷汲温泉

岐阜新聞4月26日朝刊から引用

「揖斐郡谷汲村の平井工務店(平井千春社長)はこのほど、同村徳積の同社敷地内で温泉を掘り当てた。年内に銭湯「元湯谷汲温泉満願の湯」をオープンしたいという。製材工場の敷地を有効に活用し、村の活性化になれば、と昨年12月から掘削にとりかかった。1,302メートル掘り進んだところで、湯が出始めた。県の立ち会いで長野県薬剤師会検査センターが検査したところ、湯温は温泉である条件25度をクリアする27.3度だった。湧出量は毎分82.4リットル。成分は同センターで分析され、約10日後に通知があるという。平井社長の夫で村議の平井正光さんは「ありがたい。5年も10年前から、温泉施設の営業をやりたいと思っていた。21世紀に向けて年内にオープンしたい」と喜んでいた。」
住 所 岐阜県揖斐郡揖斐川町谷汲徳積1684
(旧)岐阜県揖斐郡谷汲村徳積1684
電 話 0585−56−1126
交通機関 名神高速大垣ICから国道258・21・417号線等で約35km
または揖斐川堤防道路を北上するルートもあり(地元ではこれを利用)
JR大垣駅で樽見鉄道に乗り換え谷汲口駅下車バス乗り換え(約45分)
施 設 食事処、休憩室、、駐車場(110台)
泉 質 単純温泉(弱アルカリ性、低張性、低温泉)
適応症 不記載(理由は「温泉の基礎知識ー温泉の効能」参照)
入浴時間 10時〜20時(12〜3月は19時まで)
定休日 年中無休
入浴料金 大人500円 小人(12歳未満)400円 3歳未満無料
入浴施設 内湯男女各1、露天風呂男女各1、ジェット風呂、水風呂、サウナ
浴室備品 タオル、シャンプー、ボデイソープ、ロッカー、ドライヤー
観光スポット 谷汲山華厳寺(西国33ヶ所33番札所)、淡墨桜(日本の桜100選)
お土産・食事 谷汲農産物販売所(土・日・祭日営業)で地元の野菜・漬物・蜂蜜・柿ようかん、鮎の甘露煮などが買える。
季節(5月中旬〜10月末には鮎料理が各旅館等で味わえる。
近くの温泉 根尾川谷汲温泉、うすずみ温泉、おおの温泉
揖斐川町HP
谷汲村商工会HP
立花屋HP
http://www.town.ibigawa.gifu.jp/index_final.html
http://www.tanigumi.or.jp/
http://www.tachibanayaryokan.com/mangan/
雑記帳 西国33ヶ所巡礼は一番札所の和歌山県那智の青岸渡寺で始まりここ谷汲・華厳寺で満願打ち止めとなる。
33ヶ所には長谷寺・石山寺・清水寺などの有名な寺もある。
「巡礼」は旅と信仰を兼ねて聖地を周ることだが、古い寺や仏像の鑑賞をのために寺を訪れることも(古寺)巡礼である。
私も後者の動機で平成6年11月23日に明日香村を散策したときに、たまたま第7番札所の岡寺でご朱印を頂き、8年後、谷汲を訪れたこの日、平成14年9月4日に満願成就。これを祝って同行したAR・AK両氏とともに鮎料理を頂き、満願の湯に浸った次第である。
施設名:元湯谷汲温泉満願の湯 (入浴:2002.9.14)
上記の経過で温泉を得て、地元の料理旅館「立花屋」が代表経営する満願の湯が村役場の前で2000年11月にオープンした。
オレンジ色のカラフルな建物、正面入り口には温泉の守り神・湯厳如意輪観音像が置かれている。館内は真新しく左手に食事処と休憩室がある。泉質は透明な単純温泉、内湯はタイル張りの銭湯スタイルだが露天風呂は石組みの大きく風情あるものでゆったりと入浴できる。
ここを経営する立花屋は華厳寺の門前にある料理旅館で、昼食はしいたけ定食、満願懐石、季節には、しし鍋料理、鮎料理等が1,500円から5,000円で部屋食できる。
ここで食事をすると満願の湯の割引券を貰える。
谷汲温泉 (岐阜県
(谷汲村は市町村合併で消滅)
大阪方面から大垣ICを越えると立て続けに3本の大きな川を渡る。揖斐川、長良川、木曽川である。
その揖保川上流の西側、濃尾平野の途切れる所に人口4,000人弱の(旧)谷汲村があった。
ここにはに西国33ヶ所巡礼の最終札所、谷汲山華厳寺がある。門前街を通り抜け宝暦年間に建てられた仁王門をくぐると、両側に多数の石塔が立ち並ぶ。本堂に続く階段の両側には杉の大木がそびえ、満願打ち止めの寺に相応しい荘厳さが漂う。
データは変更されている可能性もあります。事前にご確認ください。
写真をクリック