1,200円で3ヶ所の旅館で入浴可
住 所 |
岐阜県下呂市湯之島894−2
|
電 話 |
0576−24−1182 |
交通機関 |
JR高山本線下呂駅から徒歩10分
中央自動車道中津川ICから約53km
東海北陸自動車道関ICから約64km
|
施 設 |
食事処・休憩室・駐車場(40台・・・見つけにくいので注意・河原に停めるのも良い) |
宿 泊 |
無し |
泉 質 |
アルカリ性単純温泉 pH8.9 源泉温度55℃ |
適応症 |
不記載(理由は「温泉の基礎知識ー温泉の効能」参照) |
入浴時間 |
8時〜21時(7月21日〜8月31日の間は6時〜22時) |
定休日 |
毎週木曜日 |
入浴料金 |
大人600円、小学生400円、幼児200円 |
入浴施設 |
露天風呂男女各1、ジャグジー、ジェットバス、打たせ湯、箱蒸し、三温風呂等 |
浴室備品 |
シャンプー、ボデイソープ、ロッカー、ドライヤー |
観光スポット |
下呂合掌村、旧大戸家住宅(重要文化財)、民芸の郷、悲太陶房、中山七里 |
お土産・食事 |
昼食・喫茶は施設内(最上階)で可、土産物は温泉街で。 |
近くの温泉 |
乗政温泉、飛騨金山温泉、白川温泉、萩原温泉,湯屋温泉 |
下呂市HP
観光協会HP
旅館組合HP
クアガーデンHP |
http://www.city.gero.lg.jp/HP/index.cfm
http://www.gero-spa.com/
http://www.gero-spa.or.jp/
http://www.gero.jp/museum/roten.html |
雑記帳 |
2001年6月、温泉仲間のAR氏夫妻とともに、奥飛騨温泉郷(別掲)の新穂高温泉に宿泊、その帰路に立ち寄った。当初はガイドブックで立派な浴室が紹介され、入浴料金1,000円の「水明館」で入浴する予定だった。ところが、旅館駐車場の管理者が、日帰り入浴者の駐車を門前払い、そこでクアガーデン露天風呂に向かった。宿泊する場合は団体向きの巨大旅館は敬遠するので、次回下呂に宿泊の際は、ここははじめから宿泊候補外なるものの、これがあって「絶対宿泊しない」と心に固く誓った。
それから5年半ぶりにここを訪れ、いつかは泊まりたいと思っていた日本情緒たっぷり、16万uの敷地を持つ「湯之島館」に宿泊。翌朝、クアガーデン露天風呂に立ち寄り再入浴を果たした。
|
データは変更されている可能性もあります。事前にご確認ください。
下呂温泉の中心街に「林羅山」の銅像が立っている。下呂温泉を日本三名泉として、現代にあっても宣伝してくれている恩人だからだ。
徳川家康以下4代将軍に使えた儒学者・林羅山は、摂津・有馬温泉にて作った詩文集第三に「諸州多有温泉、其最著者、摂津之有馬、下野之草津、飛騨之湯島(下呂)是三処也」と記述している。
しかし厳密には、室町時代の僧、万里集九がこれらを三名泉と既に書き残しており、林羅山はこれを追認したに過ぎない。
下呂温泉は、飛騨川の両岸に大小50軒ほどの温泉旅館・施設が建ち並ぶ中部地区最大級の温泉地だ。
もともと4km離れた山で発見された源泉は、鎌倉時代に一度涸れたが、現在の飛騨川の河原で再び発見された。今も、河原には源泉塔が多数立っている。
施設名 : クアガーデン露天風呂 (再入浴2006.11.25)
飛騨川沿いに旅館・ホテルが建ち並ぶ。
下呂温泉には、幸乃湯、白鷺乃湯、河原の噴泉池の公衆浴場の他に、日帰り施設が2軒ある。
それに6ヶ所の足湯があって、通りすがりでも気軽に温泉を楽しめる。
クアガーデン露天風呂は、下呂駅から「いで湯大橋」を渡って左折した先にある。
道路側からだと上階の食事処しか見えないので見逃しやすいが、河原から見ると洒落た3階(4階かもしれない)建てのビルなのが分かる。
館名の通り露天風呂だけの施設だが、ここには箱蒸し・打たせ湯・ジャグジー・ツボ湯等も設けられていてバラエティに富んだ入浴が楽しめる。
温泉はしっとりしたアルカリ性単純温泉で、湯は掛け流し、日本温泉協会の証が掛けられていた。
大小2つの浴槽があり、小さい方はジャグジー付き。
日本温泉協会の掛け流しの証
箱蒸し
3つのツボ湯
河原から見る施設
下呂温泉の名物露天風呂・噴泉池。
「下呂」という名前は大変ユニークだ。
奈良時代後期、この地には、宿駅として下留(しもつとまり)が置かれていた。
これが室町時代には、音読みとなって「ゲロ」と読まれていたことを明かす古文書が残っている。
2004年3月、益田郡の下呂町・小坂町等5町村が合併して下呂市が誕生した。下呂市は県の中東部に位置し、御嶽山系の1000m級の山並みが迫り、中央を飛騨川が流れる。
観光では大型温泉地の下呂を中心に、飛騨木曽川国定公園が市域に展開し、年間300万人の観光客を集めている。また、今回の合併により、通年営業では標高が最も高い濁河(にごりご)温泉も市域に入った。
5年半ぶりの再訪。今回は湯之島館(原稿準備中)に宿泊、翌朝、ここに立ち寄った。
2006.12.24改定