施設名 : 高磯の湯 (入浴日:2006.12.10)
東伊豆町の町域には、磯辺の名物露天風呂が3つある。
大川温泉・磯の湯、北川温泉・黒根岩風呂そしてここ高磯の湯だ。
高磯の湯は熱川温泉の北の端、穴切海岸遊歩道に沿ったプール(夏季のみ)の先にある。
入浴料金は、そのプールの手前にある事務所で支払ってから遠くの風呂場に向かう(大人600円)。
コンクリートの分厚い壁に囲まれて男女別の露天風呂がある。
白木の簡素な脱衣棚に衣服を置いて風呂に向かう。
周囲を近くの磯から運んだ丸い石を配置した風呂は、ほぼ円形で20人以上が一度に入れる大きさ。
視界は180度に開け、遥か彼方に水平線が広がり、眼前には波が岩礁にぶつかって白波を立てている。
12月に入っていたが寒さを感じず、爽快このうえない。
閉ざされた風呂に入ると気にかける温泉の泉質・色・肌触りなどは、開放的なここでは気にならないが、掲示板によるとナトリウムー塩化物・硫酸塩温泉で、源泉温度は99.9℃の高温、キシキシ感のある温泉だった。
もちろん掛け流しで、高温のためだろう、中央の石の上の穴から少量の湯が静かに注がれていた。
住 所 |
静岡県加茂郡東伊豆町熱川温泉 |
電 話 |
0557−23−1505(観光協会)
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交通機関 |
東名高速道路厚木ICから小田原厚木道路、国道135号線で約100km 伊豆急行線伊豆熱川駅より徒歩15分
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施 設(日帰り) |
特に無し 駐車場無し(プール横の空き地に車を停めた) |
宿 泊 |
不可 |
外来入浴時間 |
9:30〜17:00 |
定休日 |
無休(荒天時は休業) |
泉 質 |
ナトリウムー塩化物・硫酸塩温泉 |
適応症 |
不記載(理由は「温泉の基礎知識ー温泉の効能」参照) |
入浴料金 |
大人 600円 小人 300円 (夏季はプールと併用で大人700円 小人400円) |
入浴施設 |
露天風呂:男1女1
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浴室備品 |
シャンプー、ボデイソープ、ロッカー |
観光スポット |
熱川バナナワニ園、熱川ハーブテラス、伊豆東ワイン、港の朝市(稲取温泉)、東伊豆町風力発電所、下田海中水族館、爪木崎、下田、石廊崎
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お土産・食事 |
温泉街で可能
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近くの温泉 |
大川温泉・北川温泉・片瀬温泉・白田温泉・稲取温泉・河津温泉郷・赤沢温泉・伊豆高原温泉・伊東温泉・蓮台寺温泉・河内温泉・下田温泉・下賀茂温泉、 |
東伊豆町HP
観光協会HP
旅館組合HP |
http://www.town.higashiizu.shizuoka.jp/
http://www.e-izu.org/
http://www.atagawa.net/ |
雑記帳 |
昔は社内旅行が盛んだった。東京で勤務していたとき、ここにやってきてワニ園を観光した記憶がある。あれからもう40年経った。 |
データは変更されている可能性もあります。お出かけ前にご確認ください。
東伊豆町の町域には、相模湾に面して6つの温泉が繋がっている。
北から南に向かって大川・北川・熱川・片瀬温泉・白田・稲取温泉だ。
その中にあって、熱川温泉は最大の温泉地で、海岸線に沿って19軒の宿・ホテル(大型が多い)が建ち並んでいる
豊富な湯量を誇るように、温泉街のいたるところで源泉が湯煙を上げており、20ヶ所ほどの源泉マップがあるほどだ。
熱川温泉最大の観光スポット「熱川バナナワニ園」では、温泉熱を利用して24種類200匹のワニを飼育しており、その規模は世界一だそうだ。
東伊豆町は、温暖な気候に恵まれた伊豆半島の東海岸中央に位置し、東南は相模灘に面し、東北は伊東市に面している。
北西は天城連山の万二郎・万三郎岳を境に伊豆市に接し、南西は早咲きの桜で有名な河津町に接している。
地形は主として天城連山の丘陵地帯だが、、海に面していくつかの平地が点在している。
また、町のほぼ中央には白田川が東南に流れ、町を二分している。
みかんやワサビなどの農産物、金目鯛や伊勢海老などの海産物が特産、それに海に面して6つの温泉を擁し、自然の恵みに溢れている町だ。
鉄道は伊豆急行が海岸沿いに走り、それに並行するようにして国道135号線が通っている。
相模灘に面して旅館・ホテルが建ち並ぶ熱川温泉。
旅館のすぐ脇に猛烈な湯煙が上がる。
バナナワニ園でも湯煙が上がる。
下田の河内温泉に向かう途中、熱川温泉の磯の露天風呂「高磯の湯」に立ち寄った。