所在地 : 秩父郡横瀬(よこぜ)町

温泉名:武甲温泉

住 所 埼玉県秩父郡横瀬町大字横瀬4628−3
電 話 0494−25−5151
交通機関 関越自動車道「花園I.C」より国道140号線299号線及び県道で約33km(45分)
西部池袋駅から西武秩父線横瀬駅から徒歩10分
施 設 大広間、休憩室、食事処・喫茶、売店、駐車場
宿泊 無し
泉 質 単純硫黄泉(館内表記)
適応症 不記載(理由は「温泉の基礎知識ー温泉の効能」参照)
入浴時間(外来) 10時〜22時
定休日 年中無休
入浴料金 平日:大人600円 (中学生以上) 小人(小学生以下)400円(何れも1日)
土日・祝祭日:大人700円 小人500円(何れも3時間まで)
5月8月の連休:大人800円 小人500円(何れも3時間まで)
入浴施設 内湯男女各1、露天風呂男女各1、サウナ
浴室備品 シャンプー、ボデイソープ、ドライヤー、ロッカー
観光スポット 長瀞、三峰山(ロープウエー有り)、中津峡、周辺の桜・紅葉秩父霊場34ヵ所札所
苺・ブドウ・プラム等の観光農園
お土産・食事 食事は館内でとれるが、周辺に蕎麦処もある(横瀬町HP参照)。
地元特産品は「道の駅ちちぶ」がお薦め
で、食事処もある。
近くの温泉 日野温泉、白久温泉、和銅温泉、新木温泉、柴原温泉、千鹿谷鉱泉、鳩の湯、大滝寺温泉、長瀞温泉
横瀬町HP
武甲温泉HP
秩父総合ガイドHP
http://www.town.yokoze.saitama.jp/
http://www.town.yokoze.saitama.jp/r-1.htm
http://www.chichibu.co.jp/
雑記帳 近くにハイキング向けの正丸峠、三峰山から東京・山梨・埼玉に跨る日本百名山の雲取山(2,017m)への登山コースがある。いずれも中学生時代の友人達と歩いた懐かしい場所である。
施設名:秩父湯元・武甲温泉  (入浴:2004.9.14)
データは変更されている可能性もあります。事前にご確認ください。
武甲温泉 (埼玉県)
関東で未だ入浴していない県は埼玉県と千葉県、いずれも温泉には恵まれていない。
9月中旬、帰京を利用して、私1人で近くて遠い県、埼玉県の秩父地方に愛車で向った。全行程300km、埼玉県の北部を横断し三つの温泉で入浴、、最後は山梨県に出て中央高速道を利用して実家に帰った。
歴史上、「秩父」の名称は、続日本紀に、武蔵国秩父郡が和銅を献上した、という記述で初めて登場する。関東出身者にとって秩父の名称からは、秩父のセメント、観音信仰の秩父34ヵ所巡礼、日本三大曳山祭・秩父の夜祭を思い浮かべる。
横瀬町は埼玉県の西部、周囲を1000〜2000m級の山々に囲まれた秩父盆地にあって、都心からは70km圏内である。
横瀬町には3つのセメント工場があるが、これはセメントの原料である優良な石灰石が町のシンボルである武甲山から産出するからだ。
秩父盆地の風景
温泉名の由来である武甲山(標高1,295m)は秩父盆地の南端にずっしりとした山体をすえている。全山が石灰石でできており、武甲の名に相応しく山肌はゴツゴツしていて荒々しいが、山頂は石灰石の採取のために失われている。
秩父には江戸時代から「秩父七湯」があって、いまもその幾つかが現存しているが、武甲温泉は新興の温泉で、周囲の自然がかなり失われた地域にある民間の日帰り温泉施設である。
私が入浴したのは平日の正午過ぎ、地元の人と思える入浴客が数人いたが、休日は、ハイキング客を含めてかなり混み合う人気の施設だ。
 
武蔵の国の「武甲」といういかめしい名に惹かれてやってきた。
館内は素朴な風情だが、けっこう広くてカラオケが響く大広間や静かにくつろげる休憩室、それに食事処もあり、1日1000円の料金が別に設定されているのもうなずける。
さぞかし地元のご老人達の憩いの場になっているのだろう。
風呂は、前面がガラス張りで外光が注ぐ中規模の内湯と東屋付きの八角形の露天風呂。いずれも清掃が行き届き清潔だ。
湯は透明な単純硫黄泉だ(?基準以下だが、若干の硫黄分を含んでいる、ということか)