斜里岳

北海道・道立自然公園 標高:1,547m
山行日:2007/09/04 天候:曇りから晴れ

コース
清岳荘5:10―ー二股6:18―ー上二又8:17―ー馬の背10:22―ー斜里岳山頂9:05
→馬の背10:22上二又―ー熊見峠11:30―ー下二股12:35―ー清岳荘13:46


斜里岳・(小清水原生花園kから)

 
 昨夜の雨風がまだ残っていて、ガスで視界はなく気分の乗らない出発となった。西から回復してくるという天気予報を期待して雨具を着け清岳荘の脇から登山道に入る。一の沢川に沿ってしばらく歩き沢に入る。水量は多くて渡れないというほどではないですが、流れが速く雨も降っているので慎重に渡渉を繰り返す。


  
                                      
                 清岳荘
             
  赤茶けた岩肌は以外と滑らないので助かる。紅いペンキマークや矢印が随所にあり、ガスで見つけにくい所もありましたが落ち着いて渡渉する。晴れていて、服も靴も濡らしていいのならどんなにか楽しいコースだろうと思う…



               
 名前のついた滝が8ヶ所あり、ほとんど滑り落ちるような滑滝が多かった。右へ左へと渡渉しているといきなり流れが立ち上がって滝になる。

            
               このあたりはほとんど沢の中の歩きとなる。

            

            
   ようやく沢から離れ、ガレた急登を上ると風の強く吹き付ける馬の背に出る。どこまで続くのだろうこの風はと身がまえたが、山頂への登りにかかると強い風はおさまってほっとする。日差しも出てきて嬉しい。昨日は強風とガスで展望のない羅臼岳の山頂だったので青空にメンバーの声も弾んでいる。

  
      馬の背から遠くに羅臼岳を見る                    斜里岳山頂を見る

           
                      
 山頂から屈斜路湖・阿寒岳方面を見る

 青空の山頂からは、屈斜路湖、阿寒岳、北東に海別岳にオホーツク方面と、360度の眺望に昨日からずっとガスとか雨の中を歩いてきた私達は小躍りして喜んだ

 
      
熊見峠から斜里岳、中央の奥                     山頂からオホーツク方面          
             
 下山は上二股から「新道コース」で下山する。振り返れば、馬の背から斜里岳の山頂がきれいに見え、熊見峠への道が緩やかに伸びている。思っていたより北海道は暑かったけど、道の両側にはコケモモやナナカマドが赤い実をつけていて山は秋なんだと思うのです。
熊見峠からダケカンバの茂る道を通り、清里の町を見下ろしながらジグザグの急坂を下二股へ下りていく。

                         
                      コケモモの実        ナナカマドの実        

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