佐渡の山

2007年4/26日 天候:曇り・雨

ドンデン山荘〜金剛山
コース:ドンデン登山口9:40―-小芝園1040―ー雪畑分岐12:40―-金剛山13:47―-白瀬登山口15:20

 昨夜のYHからバスで両津に出て、両津から初日に予約していたバス(ドンデンライナー)でドンデン高原の駐車場まで行きます。ドンデンライナーは観光バスのように大きくきれいで、ガイドさんまで就いている。乗客といえば私達と男性客との5人だけでした。満席になることもあるのでしょうか?
小雨とガスの中を40分くらい走って駐車場に着きました。雨具を着けての出発です。



普段の山行なら「止めようか?」の声も出るような悪天候なのですが、せっかく佐渡まで来たのだからの思いなのでしょうか、そんな気配は誰からもなかった。

初日に登った尻立山、ドンデン池を通って北へドンデン高原を進みます。
遮るものもない高原は風が強く、真っ直ぐに立って歩けない。小雨とガスとで視界もなく、ひたすら飛ばされないように腰をかがめて進みます。



             ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・         ドンデン登山口
 
          ドンデン池                    強風に泣かされたドンデン高原

 樹林帯に入ってほっとしますが、樹林帯の中は残雪が多く雪解け水もあり、ズボズボと入る雪の上は抜け落ちたりして時間がかかります。「滑石」あたりだったでしょうか雪が多く前日の雨で踏み後も消えていた。雪で折れ曲がった木の枝を掻き分けながら、地図とコンパスを見てテープで確認しながら進みます。

 
        歩きにくい残雪                          杉の巨木が林立する  

雪畑山、金剛山の分岐点をしばらく入った所で目指す金剛山が見えてきました。、残雪の広い樹林帯、山は見えていても道を探すのが大変です。
       

        キクザキイチゲ             金剛山が見えてきた
 
     昨日登った金北山には雲が架かっている                    金剛山頂
 
山頂への道には残雪はなく、朝からのお天気も回復し、急登ではありましたがカタクリの花もあって、ようやく本来の山歩きができてほっとします。山頂からは昨日登った金北山、霞んではいますが両津湾も見えます。それでも山頂は風が強iいのと寒いのでゆっくりしていられません。
 
          山頂から両津湾                下山の途中、組上から金剛山を振り返って見る
             
               キケマン                         イワカガミ

  下山の白瀬口へは雪が無く、お花もたくさんあります。カタクリはもちろんミスミソウ、ヒトリシズカイワカガミも奇麗に咲いています。下りるにつれ芽吹きが始まっている林の中は気持ちよく、ゆっくり楽しみながら下りたいところですが残雪の道で時間をとってしまい遅れているので走るように下りました。

     


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