ホリフォードトラック
HOLLYFORD TRACK
NEW ZEALAND

2007年1月4日から17日まで、ホリフォードトラック・ケプラートラック・
キーサミット(ルートバーントラック)と歩き、朝から夜の11時頃までよく遊び良く食べました。
原生林、川、滝、湖、、花、鳥、人との出会いその中で過ごした素晴らしい2週間でした。

2泊3日のガイドウオークに参加
1/6〜8日

 DAY ONE 歩行17k 私達8名は、テ・アナウでクイーズタウンから乗って来る人たち6名と一緒に、バスでミルフォードロードを北上します。途中で開拓時代の道具などが展示された博物館を見て休憩を入れながら2時間半くらいでホリフォードトラックの入り口に到着です。バスを降りた頃から雨が降り出したので、雨具に傘を差しての出発となりました。今回で3回目のNZ、気負いも緊張感もさほど無くゆったりとした気分です。寒い日本から夏のNZ、まだ少し身体に戸惑いがあります。
 ブナやシダが生い茂る、苔むした原生林の森の中を歩いて行きます。写真を摂っているとすぐに間が離れてしまう。
けっこう皆さん早足なので私は後ろのほうをもたもたと歩いていく。
去年歩いたミルフォードトラックと良く似た感じの谷歩き、でもここはサンドフライ(虫)が多い。持ってきた虫除けを顔や手に塗ります。しっかり刺されたら10分くらい痒いと言いますが、手のひらに刺された所は翌日までもしつこく痒かった。LのAさんは顔にいっぱい刺されて腫れまくっていた。

 ほとんど平坦な道で、雨はだんだんと強くなり、休憩も立ちながらです。費用に含まれている頂いたお菓子はとても甘かったが、「あなたのはどんな味」とか言って色々と食べてみて楽しんだりしながら貴重な食料を無駄にしないようにした。

途中のサンシャインハットで、ガイドが入れてくれた暖かい紅茶を頂く、雨の中を3時間くらい歩いたので身体もだいぶ冷えていたので美味しかった。
カナダから来られたご夫婦の方が遅れているので、ガイドが1人そちらに着いて私達と離れて歩くことになりました。
後半はガイドの説明も少なく早足になったので、私達もガイドに遅れないように早足で歩く。

でもそれが翌日、膝の痛みになるとは思ってもいなかった。
雨具を着て傘を差していたので膝から上半身は濡れなかったのですが、膝から下足首まで雨具を通して濡れていた。

パイクリバーロッジに着く頃になってようやく明るくなってきてた。雨の長い一日だった。ロッヂでは温かく迎えてくれホットする。このロッヂもミルフォードトラックと良く似ている。静かな森の中でゆっくりと休養しよう。

             
                   
   いつ見ても癒される自然

         
                        Hidden Falls
         
                        
かなり揺れた吊橋

  
      
パイクリバーロッジ                             前菜

 ロッジに着いてシャワーを浴び、ラウンジでワインやビールを飲みながら2時間くらいゆっくりと談笑する。ロッジの夕食は遅い。8時頃と聞いていたが9時前だった。それでも外はまだ明るい。
 DAY TWO 歩行12k 今日は朝、Lake Alabasterへ行ってからロッヂに戻り、ロッヂ前からジェットボートでLake Mckerrowを北上してジェイムスタウンでボートを降ります。ホリフォード川がタスマン海に入る海岸線を歩き、ロングリーフポイントでオットセイを見たり、ゆっくりと時間を過ごす。
またボートに乗ってマーチンスベイロッヂに戻るのですが、ボートを待っている間が大変、サンドフライの猛攻撃を受ける。ここは特に多い、じっとしていられない。サンドフライから逃れてようやくボートに乗ったけどボートにまで着いてきている。首とか足首にも入り込んでくる、ボートが走りだしたらその風で追い払った。
ロッヂの近くでイルカを見せてもらった。。タスマン海から入って来るのでしょうか?ボートの脇スレスレの所で水面に飛び跳ねる。こんな風に見るのは初めてだったのでちょっと感動です。

          

       パイクリバーロッヂ前からマデライン山(ダーラン山脈の最高峰 2537m)

    
                             Lake Alabaster
  今日は青空で良かった。通り過ぎるのはもったいないくらい、その透き通った水に山や森の木を写し静かにたたずんでいる。、静寂の中でぼんやりと眺めていたいそんな気分だったが皆は石投げをして遊んでいる。
                               

    
                       吊橋からダーラン山脈

              
                          ジェットボートから

             
                         ジェットボートから

    

  河原で休憩をしているとき、オークランドから来た方が、石を拾ってクォーツだと言って渡してくれた。その光った石を素直に喜んで土産に持って帰ることにした。この方とは日本へ帰る前日に、オークランドの台湾料理店で会食をした。眼科の技術者として働いているそうで、病院の中も案内してもらった。いい出会いができて嬉しい。

        
                     枝をいっぱい広げた大きな木

        
                     大きな木に着生した苔やシダ類

                   
                 オットセイ           大きな木に絡まって咲いていた

 コロニーには沢山のオットセイがいた。岩に乗って眺めていると足元で「ウオッギー」みたいなすごい泣き声がしたので 見ると、小さい赤ちゃんを連れたオットセイが警戒してフーと息を荒げていた。

   

 DAY THREE 午前中ボートで移動してマヌカの林や樹齢1000年を越えるというリムツリーのある森の中を歩き、白い砂浜に出て海岸線をイヤというほど歩いた。再びボートでマーチンベイロッヂに戻り用意されていたサンドイッチの昼食を頂いてロッヂの前からセスナに乗ってミルフォードへ。
  

   一面にマヌカの林が広がっていて、ガイドさんが枝先10pくらい摘んでというので1人で1握りくらいづつ摘んだ。ロッヂに持って帰り、さっそく昼食後にマヌカティーを入れてくれた。ほのかに上品な香りがしてとても美味しかった。


昼食後、セスナに乗ってミルフォードへ。私達の乗ったセスナのパイロットは若くてハンサムで気前が良い。シートベルトを閉めたのだが強く締めても身体がスカスカで意味が無いようだった。

ミルフォドサウンドの上を旋回して飛ぶのですが構えていたカメラで写すどころではなかった。ドスンと高度を下げたか上げたか分からないが身体が浮いて天井に頭をぶつけた。キャーキャーと皆で騒いでいた。前に座っていたFさんが怖がっているのかと思って「ジョークは止めて」と言ってといったら「おもしろいやん」と言って喜んでいた。
あっという間に15分が過ぎてしまった。

  ツアーのコースはここまでで、あとは、バスで出発地のテアナウに戻ります。

 ミルフォードロードを走るバスの中から、窓に顔をくっつけるようにして、岩肌の山から流れる滝や、雪を戴いた山々に感動しながら眺めていた。さすが屈指の観光地だけになんと素晴らしい景観だろうと思った。
セスナを降りるまでは雲が多かったのに、青空が広がっていて一層輝かしく見える。

         
                       ミルフォードサウンド
           
               ポップス・ビュー よりホリフォード川、この川を河口まで歩いた
                   先に見えるのはルートバーンの山々
   
         
                       テ・アナウへ南下する途中で、スノーブリッジ
      

Topページへ       次のページへ