桧塚・桧塚奥峰 
   深まる秋の台高山脈を歩 
11/1〜3日 天候:晴れ


 明神平 にある「あしび山荘」に2泊して、台高山脈の桧塚、池小屋山、木梶山へと歩きました。天候に恵まれ、落ち葉の絨毯に谷あいの紅葉、ブナの原生林、台高の自然にドップリと浸かりながら静かな秋を満喫してきました。
 
11/1日 大又林道終点〜桧塚奥峰1420m〜桧塚1402m
                                         
  桜井駅を7:30分に出て、大又の林道終点には1時間10分くらいで着いた。今回は避難小屋2泊なので、60のザックにコンロやコッフェルと食材を持って上がる。水は明神平の少し手前にあるのでそこで汲めばいいのです。
 お天気も良さそうなのでザックは重たいが、華やいだ気分になり、それぞれの夕食の話をしながら歩く。

 明神滝を過ぎたあたりから、赤や黄色、黄緑と楚々とした紅葉が美しい。思えばこのあたりは雪の季節も樹氷の美しさで感動させてくれる所です。

明神平までは疲れもなく紅葉を楽しんでうちに着いてしまった。
 あしび山荘で昼食を摂ってから、サブザックに必要なものを入れて桧塚へ。さっきまでと違いザックが軽くルンルンでスキップしたくなるようです。


             
                         ブナ林の中を桧塚へ
 笹とブナの尾根を歩き明神岳までは20分くらいで着いた。桧塚への分岐からフカフカのブナの落ち葉を踏んで下ります。葉の落ちたブナの林は秋の日差しが差し込み、明るくて気持ちがいい。つい走り出してしまいそうです。


            
                             桧塚 1402m
 
桧塚への道はシロヤシオが沢山あって、春には白く可憐な花のやさしい香りが漂っていますが、今はほとんど葉を落として明るく開けています。谷あいの紅葉と青空に時たま吹く風が冷たく季節を感じます。

  
       今日は平日なので、ここまで1人も出会わず私達だけで思いっきり楽しむことが出来ました。
                       
               
                        きれいに伸びる千秋峰
 あしび山荘に戻ってから暖かいコーヒーを頂き、夕食にはまだ早いので、天理大の小屋の所に「水場へ5分」と書かれてある奥山谷へ、バケツやらポリタンを持って水を汲みに出かけました。

   コースタイム
       大又林道終点9:00―−明神平10:45/11:30―−三ツ塚分岐11:47―−明神岳11:57―−
       桧塚奥峰12:42―−桧塚13:00―ー明神平14:40


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