いびきの原因には、肥満、顔の形、薬の服用など様々な原因があります。
そのなかでも危険なのが "時々、音が止まるいびき" です。
これは睡眠時無呼吸症候群の可能性があります。
いびきは、上気道と呼ばれる鼻腔、咽頭、喉頭などの空気の通り道が何らかの理由で狭くなって、そこに空気が流れることで気道の壁などの組織部が振動しておきます。
いびきの原因には、肥満、顔の形、薬の服用など様々な原因があります。
そのなかでも危険なのが "時々、音が止まるいびき" です。
これは睡眠時無呼吸症候群の可能性があります。
「10秒間以上続く無呼吸状態が、一晩のうちに30回以上、
または睡眠1時間当たり平均して5回以上起こること」
と定義されています。
厚生省研究班の調査では、睡眠1時間あたりの無呼吸数や低呼吸数が20回以上おこる場合、5年生存は84%(死亡率は16%)と報告しています。
8年ではさらに下がって60%という報告もされています。
この方法は身体に負担をかけない治療方法として、いびきと無呼吸症候群に用いられています。
装着すると気道が開き空気が良く通るので、
いびきや無呼吸が止まります。
効果は高く有効率は90%です。(重度の無呼吸症候群を除く)
他の治療(外科手術、CPAP)と比べ身体の負担が少なく、小型のポケットサイズで旅行などに持ち運べます。
いびき、無呼吸を簡単に治したい人はこの方法をお勧めします。
ただし、歯が少ない人や鼻に病気があると適さないこともあります。ご希望の方は利点・欠点をご確認ください。
使用する装置は既製品とは異なり、効果の高い医療用器具です。
医科で無呼吸症候群と診断された方は 担当医の紹介状(検査情報と製作依頼書)をお持ちいただくと、健康保険が適用されます。
圧力を加えた空気を鼻から送り込むことによって気道の閉塞を取りのぞく治療法もありますが、図のように患者さんの不快感が大きくなります。 (当医院では取り扱っていません。)
Copyright©Fujita Dental Clinic All Rights Reserved.