プロフィール
SAKAMOTO古楽コンソート
ヨーロッパの中世からバロック時代までの音楽を当時の楽器(復元楽器)を使って演奏する合奏団で
1993年、ファミリーを中心メンバーとして結成された。今までに歌手やチェンバロ奏者
バロックダンサー等をゲストに迎え、西日本各地で数多くのコンサートを行っている。
1996年には渡欧しスウェーデンのヨーテボリ大学でコンサートを行った。
最近ではヨーロッパ各地の民族音楽も合奏団のレパートリーとしている。
地元奈良では春日大社や薬師寺での奉納演奏を始め、奈良市立公民館、奈良市音声館
奈良町物語館、奈良町にぎわいの家、奈良親と子の劇場、(財)社会教育財団など、各種公共団体からの
招聘コンサートの他、小学校、中学校でのスクールコンサート等も行っている。
坂本利文 (ヴィオラ・ダ・ガンバ、フィーデル、レベック、ハーディガーディ
ニュッケルハルパ、リュート、ウード、サズ、打楽器)
東京尚美音楽院 (現 尚美ミュージックカレッジ専門学校) ギター科卒業。
その後、ダンスリールネサンス合奏団の創設者である岡本一郎氏の勧めで
ヴィオラ・ダ・ガンバを始め、1974年に『ダンスリー・ルネサンス合奏団』に入団。
以後6回のフランスコンサートツアーに参加しフランス全土で演奏会を行う。
1981〜83年、ブリュッセル王立音楽院に留学しガンバをW・クイケン氏に師事
室内楽をD・フェールスト氏に師事する。
1986〜89年にはスウェーデン国立古楽合奏団『ユースタッツ・ピーパレ』に所属し
スウェーデン、デンマーク、ポーランド等北欧を中心にで演奏活動を行う。
1990年、ヴィオラ・ダ・ガンバアンサンブルを中心とした『オルティスコンソート』を創設。
29回の定期演奏会を含む演奏活動を継続中。
1993年、ファミリーを中心メンバーとした『SAKAMOTO古楽コンソート』を結成。
様々な復元古楽器による演奏会を展開中。
1983年度から2013年度まで大阪音楽大学でヴィオラ・ダ・ガンバ及び室内楽の指導を行う。
2004年度から2014年度まで同志社女子大学学芸学部の嘱託講師としてギターとヴィオラ・ダ・ガンバの指導を行う。
1983年から2015年度まで33年間に渡り相愛大学音楽学部古楽器科で非常勤講師を務め、ヴィオラ・ダ・ガンバと室内楽の指導を行う。
現在 オルティス・コンソート主宰、日本ヴィオラ・ダ・ガンバ協会会員。
坂本洋子 (リコーダー、クルムホルン、ティンホイッスル、葦笛、骨笛
ゴシックハープ、打楽器)
大阪音楽大学作曲学科楽理科専攻。
リコーダーを藤田隆、神谷徹の各氏に師事。
第1回日本リコーダーコンクールアンサンブル部門で最優秀賞受賞。
1977年〜81年、『ダンスリー・ルネサンス合奏団』の管楽器奏者として演奏活動を行う。
77年と81年にはフランスコンサートツアーに参加しフランス各地での演奏会。
1981〜83年、アントワープ王立音楽院古楽器科に留学しリコーダーをB・デーレンベルク氏に師事、
室内楽をD・フェールスト氏に師事する。
その後海外での活動を経て1993〜1999年、奈良教育大学で非常勤講師を務める。
現在 コンサート活動のほか、リコーダー教室も主宰している・
オルティス・コンソートメンバー。
坂本龍右 (リュート、テオルボ、ヴィオラ・ダ・ガンバ、フィーデル、レベック、ウード、サズ)
東京大学文学部(美学藝術学専修過程)卒業。
古楽器奏者の両親の影響を受けて3歳頃から古楽に興味を示し、サズ(ロングネック・リュート)を弾き始める。
父の手ほどきで6歳からリュートを、また10歳からはヴィオラ・ダ・ガンバを弾き始める。
1994年、第8回日本古楽コンクールにおいて最年少(10歳)で本選出場者に選ばれ注目を浴びる。
これまでにH・スミス、J・リンドベルイ、P・オデットの各氏にリュートの、
またW・クイケン氏にヴィオラ・ダ・ガンバの指導を受ける。
現在、リュート及びヴィオラ・ダ・ガンバ奏者として様々なアンサンブルと共演している。
近年は主に古楽器を対象とした作曲や編曲なども手がける。
在学中に渡欧して録音を行い、2007年3月ムジカ・レディヴィーヴァ・レーベル(スウェーデン)よりリュートソロCDをリリース。
2008年10月からスイスのバーゼルスコラカントゥルムのマスター課程に在籍し、2011年7月修了。
2013年6月スペシャルマスター課程を最優秀で修了。引き続きヨーローパ各国及びアメリカ等でソロ、およびアンサンブルで演奏活動を展開中。
2013年7月にイタリアのラクイラで開催された国際古楽コンクールのリュートソロ部門において、
1位(2位なし)を受賞。同時に聴衆賞も受賞する。
個人H.P.は http://ryosukesakamoto.com/