No. |
画像 | 名称 | 説明 |
1 |
 | 中門 | ちゅうもん:国宝 中門は単に入口の門であるばかりでなく、儀式を行う門であったと考えられています。両側には金剛力士像(次ページ参照)が立っています。中門と金剛力士像の建立時期は正確なことは分っていませんが、金堂再建の和銅4年(711)以前と考えられています。 |
2 |
 | 回廊 | かいろう:国宝 回廊は、金堂と五重塔を囲むようにして配置されています。連子窓(れんじまど)を有し、柱はギリシア建築の特徴であるエンタシス構造(柱の中心部が膨れている)になっています。 |
3 |
 | 大講堂 | だいこうどう:国宝 大講堂は、仏教の学問を研鑚したり、法要を行う施設として建立されましたが、延長3年(925)落雷によって焼失してしまいました。正歴元年(990)再建され、現在は薬師三尊像などの仏像を祀っています。 |
4 |
 | 鐘楼 | しょうろう:国宝 鐘楼は、大講堂の火災のとき、延焼し、再建も大講堂と同じときに行われました。梵鐘そのものは、青銅製で火災にあっても無傷でした。今日、天平時代に鋳造された鐘の音を聞くことが出来ます。
|
5 |
 | 経蔵 | きょうぞう:国宝 経蔵は、経典を納める施設として建立されましたが、現在は、天文学や地理学を日本に伝えたという百済の観勒(かんろく)僧正と伝える坐像が安置されています。 |