法輪寺-(1/5)
法輪寺(ほうりんじ)は法隆寺の北方にある小さな寺院で、その地名に因んで、三井(みい)寺 とも呼ばれています。この寺の創建については、二説があります。
一つは、推古30年(622)に聖徳太子が長子、山背大兄王(やましろおおえのきみ)に命じて建立したと いう説であり、いま一つは天智9年(670)の法隆寺金堂が炎上した後に、百済の僧など3人の僧が協力して 建立したという説です。
いずれにせよこの寺には長い歴史があり、聖徳太子や法隆寺と密接な関係があります。
寺院入口