- 「交野山」図解 〜岩間と鳴門の間に挟まれたポイント〜
お隣の定点ポイント「岩間山」から見た、南西の方向です。
向かって右に天王山を玄関口とする北摂の山が東西に並び、
左、つまり南に、交野山を玄関口とする生駒の山が南北に並んでいます。
手前に目立つ川が2本ありますが、北側が淀川、南側が木津川です。
大阪平野を越えた先が「鳴門」になります。
実際に交野山のポイントから鳴門橋が見えることもあり、
視力の良いワシタカの目には、「鳴門」ポイントが見えているのではないでしょうか。
図1 岩間山から見た「交野山」方面
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【考察】
岩間山から見ると、丁度、二つの山並みを挟んだ向うに「鳴門」のポイントが見え、
また、北側を流れる淀川と南側に流れる木津川が同時に目に入り、
西へ直進するか南行するか、悩むところかもしれません。
実際に観察していると、一度南へ下りかけた個体が北上するなど、
迷行の可能性を感じさせる個体が時々現れます。
木津川は交野より少し南の位置で大きく蛇行しているので、
一旦下りかけたものが、交野付近で軌道修正を行うのかもしれません。
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