ス イ ス 花 旅(2)
H22年7月21日〜23日
7月21日(5日目 スンピュール〜シュバレンバッハ小屋〜タウベン湖〜ゲンミ峠〜ロイカバート)
スンピュール(1936m)からタンベン湖を越えてゲンミ峠(2322m)へ緩いアップダウンのハイキングです。
2000mを越える草原ですから当然木陰がなく暑いです。アルペンローゼやイチヤクソウ、アスター、チョウノスケソウ、シャジンなど色とりどりです。
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(アルペンローゼ・・・チョウノスケソウ)
シュバレンバッハ小屋を過ぎてゲンミ峠は白い雲の下です。

大きなタウベン湖のほとりで小休止をとり、ゲンミ峠ではヴァリス山群大展望のはずでしたが、今日は雲多くモンテローザとリスカムが雲の中でかすかに見える程度でしかも霞んでいます。真下にロイカバートの町(1404m)が見えて高低差900mの岩壁にその昔ナポレオンもシャーロックホームズも越えたと言われるアルプス越えの道があります。
ゲンミ峠からロープウェイで下りましたが、そのアルプス越えの道が断崖絶壁にまるで鉛筆で線を描いたように見えています。
黒部ダム「下の廊下」は殆ど水平道ですが、下の廊下を断崖に縦にクネクネとつけたような道でよく見ると結構歩いている人もいます。
あれはちょっと歩いてみたかったなぁ〜。
7月22日(6日目 シュワルツゼー〜ヘルンリ小屋往復)
多分このツアーのメインと思われるコースです。今日は日本からのツアーガイドさんと現地ガイドさん(男性)がつきます。
愉快なガイドさんでゆっくり登るか、速く登るか、と聞いてくれます。もちろん皆ゆっくり〜とボディランゲージで返事します。
ゴンドラでシュワルツゼーまで行きます。スイスに来て改めて思うのですがゴンドラ、ロープウェイ、リフト等がまるでバス路線の如く行き交い、地下ケーブルも氷河列車も(事故がありましたね)あり、さすが国土の7割が山岳地帯のスイスならでは…ですね。
シュワルツゼーは生憎小雨と風強しで雨具を着て出発します。この後青空とガス、小雨がわずかな時間に変化します。
現地ガイドさんがエーデルワイスが咲いているのを教えてくれました。
スイス三大名花の一つで「スイスの星」とも呼ばれるエーデルワイスも自生ではだんだん少なくなっているそうです。スイス三大名花はエーデルワイス、アルペンローゼ、エンツィアンでどれもとっても可愛い花です。

シュワルツゼー(2583m)からヘルンリ小屋(3260m)までは高低差約700mで前半は殆どトレッキングのような感じです。
後半は氷河の上、岩壁につけられた階段、梯子で氷河を真下に見て登り、最後に岩場のジグザクを登ればヘルンリ小屋です。
青空が見えたりガスったりを繰り返しますがついにマッターホルンの全容は見えずでした。
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(右画像の稜線上に小さくヘルンリヒュッテが見えています)
とても寒いのですが、持参の冬装備で小屋のテラスでいただいた熱いスープは格別でした。(8スイスフラン)
大スケールのミシャベル山群、霞むモンテローザ、クラインマッターホルン、その間にいくつもの氷河、そして頭上はマッターホルンととても貴重な、かけがえのない時間でした。雲に覆われていたのがとても残念です。

ヒュッテからマッターホルン東壁です。ここから上は神秘の世界、ヴェールを被ったままでした。

ツェルマットに帰ります。花いっぱい、大賑わいのツエルマットも一つ路地を入ると古い穀物庫や家畜庫?などが保存されています。

7月23日(7日目 ウンターロートホルン〜オーバーロートホルン〜フィンデル集落)
地下ケーブルとロープウェイでロートホルン(3103m)まで行き、正面に見えるオーバーロートホルン(3415m)を登頂します。今日は女性の現地ガイドさんです。曇天、ガスであまり良いコンディションではありませんが、今日も雨具です。
いったん鞍部に下りそこからオーバーロートホルンへの登山道、標識があります。ガイドさんから遠くで雷鳴がしているから、私の判断で引返す場合もあります、と説明がありました。私には雷鳴は全くきこえませんでしたが、空模様は芳しくなかったので仕方ありません。

(オーバーロートホルン)
ロートホルン駅は展望台がありここはマッターホルンのビューポイント、またモンテローザ、ブライトホルン、クラインマッターホルン、フィンデル氷河、テッシュホルン、ドームとヴァリス山群4000m級の峰々がズラリと見えるそうです。
見たことがない光景は想像さへ出来ませんが、見たいなぁ〜アルプスパノラマ!
ここでもエーデルワイスに出合いました。
30分ほど歩いたでしょうか、雨風が強くなりついにガイドさんから非情にも「back!」が告げられました。
現地の状況を最も把握していらっしゃるのですから仕方ないですがトボトボ小雨の中を引返すのはちょっと辛いものがありました。鞍部からは少し上りになり雨足が強くなり稲妻が走り、それ程雷が近くはありませんでしたが避難する場所のない3000mの高地では怖いです。
ようやく駅に到着しレストランで暖かいホットチョコをいただきました。
オーバーロートホルン登頂は叶いませんでしたが、そこは現地ガイドさん、一休みしている間に雨、雷もおさまりフィンデル集落へお花畑を歩いて下ることになりました。
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(ベンケイソウの仲間・・・ミヤマツリガネソウ)
ねずみ返しのある穀物庫、古い家屋が点在するフィンデルの小さな集落はほのぼのとしてここだけはゆっ〜くり、違う色の時間が流れるような、スイスの原風景を見るような、暖かい土の匂いがします。

そしてその集落にあるおしゃれなレストランchez vrony(シェス ヴローニー)↓で昼食をいただきます。
どうぞ 召し上がれ!
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(オードブルは自家製チーズ・・・スープは干し肉入りポタージュ)
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(ポテトとベーコンチーズ焼・・・サラダ)
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(チーズ和え物・・・フライドアップルのカスタードソース)
あ〜美味しかった、ごちそうさま〜