質問と回答 |
Q1:
A1:
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PMTCって何?
Professional Mechanical Tooth Cleaningの略
歯科医師、歯科衛生士などの専門家により、さまざまな器具とフッ化物入りペーストを用いて、すべての歯面
とその周辺のプラーク(歯垢)を除去する方法です。約20年前にむし歯、歯周病の予防管理を目的として北欧でシステム化され、現在多くのリサーチに裏付けられて着実な臨床実績を上げています。
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Q2:
A2:
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PMTCはどんな目的で行うの?
歯科の病気の原因となっている細菌の除去を目的としています。
長い間歯の表面に付着している細菌(プラーク)は、歯ブラシでは落とせないものがあります。日常あなたが磨ききれない汚れや、磨きにくいところの汚れをプロがクリーニングします。
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Q3:
A3:
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PMTCはどんな効果があるの?
歯の表面がツルツルして気持ちがいいばかりでなく、プラークに含まれる細菌を落とすことによるむし歯・歯周病予防の効果
があります。 また、歯肉の腫れや痛みを抑え、苦痛緩和、
歯の延命効果も期待できます。
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Q4:
A4:
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予防は、歯磨きうがいだけではダメなの?
従来歯科医院でご指導していただいた歯磨き指導だけでは、すべてのプラークを落とすことはできません。
特にむし歯や歯周病にかかりやすい人(ハイリスクグループ)は、歯ブラシの効果
は限定的です。まして、うがい程度では予防できません。
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Q5:
A5:
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PMTCを行えば、ブラッシングは必要ないのですか?
ご自身による歯磨きは何といってもプラークコントロールの基本です。
歯の健康を維持するためには、歯磨き(セルフケア)と(プロのケア)とがうまくバランスがとれていることが大切です。
ご自身で磨けるところは、がんばって磨きましょう。歯磨きの方法などは、歯科衛生士が丁寧にご指導します。
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Q6:
A6:
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PMTCだけで、むし歯や歯周病は治るの?
PMTCはあくまでケア行為ですから、それだけでは病気は治りません。しかし、プロのクリーニングによってお口の細菌のレベルが低くなれば、それだけ治療成績も良くなります。
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Q7:
A7:
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PMTCで歯は白くなりますか?
歯の表面の着色は落とすことができますが、歯の色そのものは変わりません。
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Q8:
A8:
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PMTCは何回かかるの?
ケースによりますが、通常1回から3回くらいかかります。1回のチェアータイムは約30分から1時間を予定してください。
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Q9:
A9:
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PMTCはどのくらいの間隔で行うのですか?
その方のリスク(歯や歯肉の強弱、細菌の強さ、唾液の量
、着色の程度、生活習慣など)によってさまざまですが、一般
的には3〜4ヶ月に1回の割合で行います。
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Q10:
A10:
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PMTCって痛くないの?
歯の研磨専用に開発された特殊なブラシやゴムのカップなどを使うので、痛くありません。歯医者さんはどうしても痛いというイメージがありますが、PMTCTの特長は爽快さにあります。
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Q11:
A11:
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PMTCはだれが行うの?
歯科医師が行う場合もありますが、通常歯科衛生士が行います。
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Q12:
A12:
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PMTCは何歳くらいから行うの?
年齢によって早すぎる、遅すぎるといったことはありません。プロのクリーニングは、
いつから始めて一定の効果が期待できます。
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Q13:
A13:
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PMTCにかかる費用は?
患者さんのリスク、歯の汚れ具合などによって、さまざまなケースがあります。
一応、当院(くき歯科)では、特別な費用は、いただいておりません。
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