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奈良市新火葬場建設計画(横井町山林)について

平成28年12月25日(日)
奈良市議会議員 植村佳史

奈良新聞(2016.12.14)より 奈良新聞(2016.12.17)より 北和NOW(2015.10)より
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奈良市新火葬場建設計画(横井町山林)について、共産党奈良市議団の対応は3月議会で反対され、12月議会で賛成に「豹変」されました事から、奈良市長仲川元庸氏が進める横井町山林への新火葬場建設計画の橋梁の設計等の補正予算8,200万円が(自民・未来等=17)対(民進・公明・共産等=20)で可決となりました。そこで、この計画の問題点(反対理由)をご報告致させて頂きます。

先ず、

(1) 予算が高額すぎると仲川市長本人が廃案とした事。
理由はH17年の計画は44億円がだったが、54億円と高額化した事。
更に、地元への還元事業が38項目(新設道路や拡幅工事等)の概算金額も未公開(恐らく20億円は必用と聞き及んでいる)
更に、これは建設関係者に聞いた話だが、大規模敷地(5ha=甲子園球場の約1.3倍)の山を崩し、急傾斜の谷を埋めて、大規模な橋梁を建設する事から実際には、更に1~2割(6~11億円)は追加、追加の工事と増額する可能性が予想されると聞き及んでいる。
合計約85億円!いったいなんぼの高額な買い物になるのかが、示されていない中での「採決」に自民党は賛成できないと言う事!

(2) 地元住民が自然災害と風評被害から強く反対しており合意が得られない。自然災害の調査をした市長が雇った所謂第三者評価の学者も「ここは安全だとは言っていない」事から、地元住民は不安が払拭されたとは思っていない。
建設候補地の地元を中心に建設反対2000名の署名。
建設反対の請願7件が地元3町から議会に出され、既に共産、自民、未来等が賛成し既に2件が可決している

(3) 他の候補地が24ヶ所(市有地10ヶ所)もあるではないか!新火葬場建設候補地の「入り口は白毫寺町」に建設予定であることが判明、現火葬場が100年間も白毫寺町にあるのに、次の100年間もこの近くに建設するのは許せない。
市長が交渉したのは2ヶ所(横井町山林とドリームランド跡地)のみであり、他の22ヶ所の候補地には行っていない事が判明(怠慢)
なぜここなのか?と周辺地元住民は激怒している。
Q. なぜ横井町山林なのか?の質問に
A. 仲川市長は250m以内に住宅が無いのはここだけだ。地権者は一人だけと答えた。

(4) 別の候補地として議員有志のアイディア(対案)は、横井町山林よりも、遥かに安価で安全で、アクセスが良い事は明白であり、企画書も用意はされているが、仲川市長は同時に複数の候補地を「検討」はしないと発言している事からも、正に議会軽視の独善市政である。議員有志側は、なぜ仲川市長は耳を貸さないのか?その理由が全く理解できない!

奈良新聞(2016.12.23)より 奈良日日新聞(2016.12.23)より
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◆【主張】1点目に仲川市長は、36万人奈良市民は「総論賛成・各論反対」であるから、「火葬場は早く建設して欲しいが、自分の近所は止めて」である。要するに地元周辺の住民は少数であり強引に進めても、大半の奈良市民は「仲川げん姿勢」に賛同してくれる「議会もそれに同調してくれる」と言う傲慢な姿勢と言わざるを得ないと感じる。奈良新聞にも書かれているが、特に12月議会では、共産党の対応が「裏切り」と見出しがあり、突然の豹変ぶりに傍聴の地元住民たちからも「共産党は安全性と住民合意が絶対」議会で発言し、2回もチラシを配布しておきながら、共産党のその対応に「失望感」と書かれている。私も共産党奈良市議団に何が起こったのか?誠に不可解な対応であり大変残念であるる。

2点目に、高価すぎる54億円+11億円(20%)+20億円(還元対策)=約85億円になるかもしれない?
議会有志のアイデア候補地ならば、46億円位ではないかと思う。
〇例えば、その差額の39億円があれば、奈良市内の49の全公立小学校の教室に「エアコン」を設置が可能であり、集中力アップで学力もUP、しかも熱中症対策に効果も期待できるのではないか。
なんとか、仲川げん市長の独裁的な姿勢をSTOPさせなかれば成らない! (終わり)

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