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第881回春日若宮おん祭

平成28年12月17日(土)

第881回春日若宮おん祭(国指定重要無形民俗文化財)に、奈良市議会議長浅川仁氏の代理で参勤させて頂いた。植村は今年で連続27回目のい参勤でありますが、今回は市議会を代表しての大役である事から、同僚議員やおん祭保存会や大名行列諸先輩のおかげと感謝すると同時に緊張しました。さて、お渡り式には12番の行列(伝統芸能等)があり、その最前列の「前行」という役で、所謂主催者関係の梯団でした。植村は2番目の騎馬(赤色公家衣装)役で、観客も土曜日との事でおよ18万人は折られたのではと思います。

航空自衛隊奈良幹部候補生学校の荒木学校長を始め多数の学生(空自幹部)が毎年、参加して頂いています。荒木学校長(空将補)との歓談で、植村は自衛官の最大任務は「国民の生命と財産を守る」でありますが、このおん祭は国指定重要無形民俗文化財である事から、国民が参加しなくなると無くなってしまいます。その事からも第881回目のおん祭に参勤して頂いた事は、ある意味で、重要なミッションであるのかもしれませんですねとお話しすると、「なるほど」と共感を頂いた様子であった。

更に、881回も続いた「おん祭」にも、開催困難となった危機が3度あったと諸先輩から聞いた話を学校長に述べました。1回目の危機は、戦国時代に、豊臣秀長が大和郡山城に入り、大和守護者の筒井順慶が伊賀上野城に飛ばされ、今迄おん祭を守ってきた大和士(やまとざむらい)が、衰退した時であった。2回目の危機は、明治維新で神仏分離政策が行われて、鎌倉時代以降の主催者の中心であった興福寺が衰退した時である。3回目は、昭和20年の敗戦で、奈良にも進駐軍がやってきてGHQによる神道指令が出た時である。以上の3回の危機を奈良市のリーダーと市民が力を合わせて守ってきましたとお伝えしました。
学校長とその話の中で、植村は今後もその気概を次世代の若者たちに伝承していかなければならないと改めて決意しました。

因みに、乗馬させて頂いた馬の名前は、ビアンコ君6才でした。
なんと、仮面ライダーオーズ WONDERFUL 将軍と21のコアメダルで、暴れんぼう将軍の松平健さんが乗馬されていて白馬でした。
http://www.bb-navi.com/cm-douga/CMkamenrider.46837.html

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