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奈良市の素晴らしい成人式について

平成25年1月14日(月)
場所: 奈良市中央体育館

今年の奈良市の成人式は、約2000人の新成人が国歌斉唱を行った!所管の教育委員会の努力の成果であると評価したい。
しかしこの成功の陰には、保守政治家である故鍵田忠兵衛元市長の努力があった事も記しておきたい。
平成16年7月の選挙で当選した故鍵田忠兵衛市長は、翌年17年1月の成人式で国歌斉唱が無い事に驚き、教育委員会に来年は国歌斉唱を行うように注意をしたとの事であった。翌年18年1月の成人式(植村も当選し議員出席)には、たしかに国歌独唱がされたが、行政と来賓以外の起立は無かった。もちろん新成人は座ったままであった。

しかも写真を見て頂きたいのだが、17年の成人式写真の国旗の斜め上の2階席に来賓席があるので、植村は2階の来賓席から国歌独唱の時に国旗を見下げなければ成らなかった。これはとんでもない事であるが、今迄は国歌斉唱はされていなかったので、この様な国旗の上に来賓席を作っても気に成らなかったのであろうと察する。

そこで、翌年の平成19年1月の成人式からは、私は教育委員会に事前に以下の5点について改善要望を行った。

  1. 国歌独唱を→国歌斉唱にする。
  2. 来賓席を2階席から全部1階席に降ろす。
  3. プログラムに国歌斉唱を入れる。
  4. 司会者にセリフに「国歌斉唱を行います全員ご起立下さい」を入れる。
  5. 看板の「祝成人おめでとう」を大人として儀式らしく「祝・奈良市成人式」と漢字に変更する。

以上の5点を要望した。

しかし、教育委員会の当初の返答は、「新成人は国歌を歌わないし、規律もしないのでは無いか?」でとの事であったが、私は今まで「ご起立下さい!と言っていないから起立しないのだ。奈良市の新成人を信用しよう」と述べた。

結果は、写真下のように、殆どの新成人が起立して国歌斉唱を行った。

以後今年まで毎年奈良市の成人式は良くなっている特に今年は低予算で1番中身が充実していた。故鍵田忠兵衛市長と奈良市教育委員会「地域教育課」の奮励努力に敬意を表する!

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