災害派遣ブリーフィング
陸上自衛隊第3師団の第3施設大隊(京都大久保の施設部隊)
平成23年4月23日(土)
災害復興支援の状況について、陸上自衛隊大久保駐屯地にて開催された災害派遣ブリーフィングに参加視察してきました。
今回は、近畿二府四県を、災害派遣・防衛警備を任務とするほか、民生協力及び国際貢献活動を展開中の陸上自衛隊第3師団の第3施設大隊(京都大久保の施設部隊)の活動状況です。
部隊は、現在約90人が、ハイチ大地震の復興支援にPKO派遣されておりかなり手薄ですが、東北にも要員が派遣されておられます。そして4月25日(月)に、さらに10名が東北地方に追加で復興支援に行かれるとの事です。やはり災害には、施設部隊は必要不可欠です。
第3施設大隊の東北救援活動の実績が紹介された
給水隊に子供が、お礼のメッセージを!疲労困憊の隊員達は元気をもらった
報道され無いが、幹線道路をわずか5日間で啓開させた施設部隊はすごーい
生存者の救出も、自衛隊全体では2万人を超すと、TV報道されていた。すごい
報道され無い風景ですが、OD毛布でご遺体を、くるんで丁重にご遺体を洗浄して陸送されています。
隊員の宿舎風景ですが、もちろんテントです。一つのテントに4~5人が40日間近く生活しておられます。
◆今回の災害派遣任務遂行中の自衛官達も過酷な中で、1人でも多くの市民を救出しようと頑張り、今も1人でも多くのご遺体を家族の元へ返そうと努力してくれています。
4月1日と15日に2人の災害派遣自衛官が任務遂行中に死亡されている。謹んで故人のご冥福と、ご遺族の方々にお悔やみを申し上げ、感謝と敬意を表します。
このように命がけで、困難に立ち向かい、国民を守る自衛隊を、奈良市の中学生が使用中の公民教科書では、P40-政府は自衛隊について、憲法に違反していないと言う理由を説明をしているが・・・しかし平和と安全を守るためであっても、武器を持たないと言うのが、日本国憲法の立場では無かったかと言う意見もあります。
自衛隊の存在は憲法違反ではないのか?と疑問視する教科書で教えられた子供が、TVで見る自衛隊員の活動はどのように映るでしょうか?
災害被災者を助ける自衛隊員は憲法違反なのか?
僕も大きくなったら人助けをする為に自衛隊に入ろうと思う、公に尽す心を持った子供が育つであろうか?
災害救出救援活動中に亡くなられた自衛隊員とご遺族の方々気持ちは?
まともな公民教科書を、今夏の教科書採択で奈良市の中学生に与えてあげたいと強く思います。
隊員とそのご家族の皆さん本当に、ありがとうございます。ミッションを成功させ無事に帰還される事をお祈り致します。
皆さんの、ご意見ご感想を、お待ちいたします。