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秋祭り(新嘗祭)

平成22年10月15日(金)

秋真っ盛り、田園では稲刈り、市内各地では秋祭り(新嘗祭)が行われております。
10月10日~15日で、植村も数ヶ所の神社の秋祭り(新嘗祭)に参拝させて頂きました。
写真は宅春日神社の地元の小学6年生の女児による浦安の舞が奉納されています。このような伝統文化の継承活動は歴史都市としては、特に重要な取り組みです。

参加させて頂きました各地の宵宮祭では、1300年記念祝典にご来県頂きました「天皇皇后両陛下奉迎関連の行事」の話題で、お祝いムードが感じられました。
特に、光仁天皇陵を有し、行幸された田原地区の市民の盛り上がりは大盛況でした。

そこでの地元の子供達との会話の中で「おっちゃん…天皇って何でいてはるの?」と質問されましたので、植村は「あれ?子供達は天皇陛下について学校で、詳しくは教えられていないのか?」と思い…そこで、そのことについて簡単に、説明をしました。

ここに、説明した私の知る限りの「天皇陛下と神社のお祭りとの関係」について少し記しておきたいと思います。

『神社の祭には、神社の規模から大祭~小祭迄様々な祭事がありますが、私も参加したり、皆さんも、ご家庭や地元で知っておられるお祭りには、次のような祭があると思います。

元旦祭1月1日、紀元祭2月11日、祈年祭2月17日(今年の豊作を祈)、おひな祭3月3日、新嘗祭(秋祭り感謝祭)春・秋の例大祭、大晦日の大祓式等がありますが、この様なお祭りの意味は、40代以上の大人であれば、ご存知かと思いますので省略します。

殆どが、国の安寧と国民の幸せ、祖先と自然の恵に感謝をする祭事であり、古来よりの「日本人の心」であり「和を尊ぶ」民族の証です。

そして、この大小様々な祭での「祈り」を、宮中にて国民のために、年中行って下さっているのが天皇陛下であり、それを支えるのが皇后陛下、皇太子殿下、皇族の方々です。

天皇陛下は国民を代表して「国民の幸せを祈る」祈りの最高権威であり、言うなれば「祭司王」で有るのです。

神武天皇より平成天皇(今生陛下)迄の125代に渡り2670年間も万世一系の子孫が国家安寧、国民の幸せを祈り続けておられる存在なのであります。

天皇の仕事は私たち国民の幸せを祈るのが主な仕事であり、世界に類を見ない奇跡のような存在であると言えます。

最近は、無宗教の日本人も多くなってきましたが、元旦には、初詣に行かれますし、「あけましておめでとう」と挨拶をされますね。正月とは、単なる「年初」では無く、仏教伝来より以前からある宗教行事であります。しめ繩、門松、鏡餅も神道の宗教行事です。

農業と神社と天皇は日本人文化とは密接な関係と言うより、古来より日本国民と一体であったと言えるのです。』

追記…万歳とはめでたい事が、長くいつまでも続く事を祈る言葉で、10月7日の天皇皇后両陛下の奉迎提灯行列で、市民が「天皇皇后両陛下万歳!」と何度も合唱されていた意味は=日本国の安寧と日本人の幸せが、いつまでも続きますようにと祈る言葉なのです。

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