奈良市職員慰霊祭
平成22年9月4日(土)
場所: 奈良市役所6F 正庁の間
奈良市職員、市長、議員の現職やOBが亡くなられてから、希望された方々を明治31年よりこれまで1182人の方々が合祀されております。今年は31人の奈良市職員故者が合祀されました。
市長、議長が弔辞をのべられその後に、参列者各自が物故者に自分たちも奈良市発展に寄与することを誓い献花を行います。こう言った慰霊祭が、行われるのは素晴らしい伝統だと思います。
この献花方式については全国の自治体も多いと思うのですが、政府も地方もそうですが、戦後は、政教分離で「誰でも参れる無宗教方式の献花による慰霊祭」が良く行われますが、献花方式は無宗教と言えるのでしょうか?そもそも慰霊と言う言葉自体が、宗教だと思います。無宗教なら、「霊」は存在しません。だから、慰める必要も無いのでは。
それなのに献花方式とは言え、慰霊祭を行うのは、欺瞞に満ちた行いでは?未だに、GHQの戦後体勢を引きずっている証では無いでしょうか。
私は、日本人として、仏教文化が開花した1300年の歴史を持つ奈良市としては、やはり伝統的な方式である「神道・仏教」形式で行えるようにするべきでは無いのかと感じます。