活動報告

田原地区に観光トイレが完成!

平成25年4月10日(水)
場所: 奈良市田原地区

古事記編纂者の太安万侶が眠る奈良市田原地区は、美しい田園風景を誇り、そこに住む住民の方々は素朴で優しさが滲み出ており、山里博物館が点在し「おもてなしの心」が奈良市で一番であると思う。

そんな田原地区に2010年の平城遷都1300年に併せて天皇皇后両陛下が田原地区に行幸にお越しになられました。住民を上げての日の丸の小旗の歓迎ぶりはすごい熱気でありました。

ところが・・・心配なのが、「観光トイレ設備が無い」事でありました。

その日は、なんとか無事に両陛下がお困りに成る事はありませんでしたが、後日に平成22年10月23日に開催されました「田原まるごと再発見!」イベントには大勢の観光客が田園風景の中に溶け込み男女子供から高齢者まで楽しまれましたが、やはりトイレでは困りました。私ども夫婦もそのイベントに参加しましたが、トイレ不足は観光地としては致命的であると感じました。

岡井自治連合会長(写真の握手をしている)から、その観光トイレ設置の陳情を受けました。

その後に、22年11月1日の産業文教委員会で、田原地区に観光トイレの必要性を質問し、続いて、23年12月12日の12月議会で観光地としての市長の言う「おもてなしの心の醸成」と言うのは、具体的なトイレ設置が必要であると追求しました。

最後に、24年3月13日の3月本会議での質問で、25年度に観光トイレを完成さすと約束を頂きました。

陳情を受けてから3年掛かりましたが、古事記編纂者の太安万侶が眠る田原地区が奈良市の新しい観光地としての位置付けが具体的に出来た事に、私達は嬉しくて誇りに感じております。

観光振興課の皆さんのご尽力と田原地区の温かい地域に誇りを持っておられる住民の方々に敬意を表します。ありがとうございました。

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