活動報告

第5回 飛鳥地区自主防災防犯訓練

平成23年11月12日(土)~13日(日)
場所: 飛鳥小学校

本年平成23年は、東日本大震災から、台風12号による県南部の風水害と国難と言うべき年であり、早期の復興を願うばかりであります。そのような事から、本市の各地区の自主防災訓練もより実戦に備える為に試行錯誤工夫をされています。

今回11月12日(土)~13(日)に行われました地元の飛鳥地区自主防災防犯訓練の実行委員会に協力参加させて頂きました。

飛鳥地区は今迄よりも実戦的防災訓練を目指され、奈良市では初めてと成る小学校体育館で一泊二日の避難所体験訓練をされました。

当日、市民約350人が参加され、その内80人が宿泊されました。世代を超え、子どもから高齢者までが、助け合って体育館で避難所作りから撤収までを実行されました。

本市を始め、奈良警察署・自衛隊奈良募集案内所・陸上自衛隊第7施設群・奈良市立病院Dマット・消防局・消防団春日分団・白毫寺分団・劇団高円等その他多くの関係機関・団体から応援を頂きました。

炊き出し、東北・十津川で復興支援をされた陸上自衛隊第7施設群の防災セミナーや、医療チームDマットの東北被災地医療報告、防災演劇、被災地慰労のゴスペル、防災紙芝居等が行われ、その模様がNHK関西のニュースで報道されていました。(写真)

中でも飛鳥中学校のサッカーチーム(スクデットFC)の子供達約20人や飛鳥小学校生が宿泊参加され、高齢者をいたわりながら準備から早朝の撤収作業を行っているのを見て、宿泊参加された多くの地域方々が感動されていました。

一方、小中学校の教職員は小学校校長・教頭と中学校長のみの参加でしたが、今後は多くの教員の方々にも、地域が行う防災教育の重要性を認識して頂き、1人でも多くの教職員に参加頂きたいと言う声が上がっていました。

最後に今回の成功の要因の一つとして、実行委員会の役員は元より、飛鳥小学校育友会の大勢の女性役員さんが、直前に行われた「防災訓練案内チラシ地区約5700全世帯ポスティング大作戦」にボランティア参加をして下さり、自治会未加入の世帯にも広報する事が出来たのが、功を奏したと思われます。

以上ありがとうございました。

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