「世界歴史都市会議イン奈良大会」に出席
平成22年10月12日(火)~14日(木)
場所: 奈良県新公会堂・なら100年会館ほか
- 12日 開会式・基調講演(奈良県新公会堂)
最初に世界歴史都市会議会長:門川大作京都市長が、世界加盟都市は86都市55ケ国で歴史都市の共通の課題を違いに研究することで、認め合い、世界平和に貢献できるようにして行きたいと述べられました。
開催地として仲川奈良市長~外務省関西地区・特命全権大使の挨拶があり、最後に荒井知事が「奈良は1300年前に日本国名を始めて使いました、ここが日本国の始まりです」と挨拶されました。
このような、会議が奈良で行われる事に、誇りを感じました。
国内22都市、世界から33ヶ国から約500人が参加されており、植村も3日間様々な会議に参加して、奈良市が歴史都市として発展できるように、しっかりと勉強をしたいと思います。
- 13日 世界歴史都市会議ラウンドテーブルー1(100年会館)
課題=歴史都市の文化継承の為の制度設計~アイデンティティの確立について
まず、慶州市は市長が公務(大規模な市バスのストライキ)で欠席になりました。残念でしたが、企画部長が慶州古都育成計画(市民のアイデンティティの確立~景観の保全~住民の韓国風の住居建設の奨励と補助金)について発表されました。
その後、韓国=扶余群、中国=西安市、奈良市、ボストン、英国ノーリッジと発表されました。
そして、奈良市は、世界遺産学習を推進して市民から子供達に、奈良市のアイデンティティの確立を推進していますと発表されました。
全体、全参加都市をとおして、地元を知らない地元市民を改善しなければならない、歴史都市の重要な取り組みとして教育が重要がである。とされました。
その中で、
(ボストンの質問)=「歴史都市の伝統産業を推進することで、他都市は雇用が進んでいますか?」
京都市長=「京都でも歴史都市の教育・伝統産業と雇用推進は重要な問題であると認識している。」
司会者=「100年前に一人の民間人が平城京の復活を推進された、本当の活力は民間の力がでてこないと、行政力だけでは、ダメだと思います。」
とまとめられました。
棚田嘉十郎翁の偉大さを歴史都市会議ラウンドテーブルで出ました。感激