「奈良県オープンセミナー」に参加
平成22年8月25日(水)
題名: 監査機能の充実に向けた監査のあるべき姿
場所: 田原本青垣生涯学習センター
講師: 総務省自治大学客員教授・公認会計士 池田昭義
このオープンセミナーシリーズは、奈良県と市町村での行政事務の効率化推進の一貫であるとのことで研修に参加致しました。
残念ながら、県内自治体職員と地方議員や一般市民とで120~130人と少ない参加者でした。
内容は、講師の実戦経験から来る具体的な講演であり有意義なセミナーでした。
監査のやり方、コツは
- とにかく金、金庫の中を見ると言うことである。実査が必要。
- 自己監査はダメ、「あらゆる会計には誤謬と不正がある」と言うことを肝に命じておくこと。
- 総務部長は会計を知っていなければダメ。
- 公認会計士は監査照明である。
そのほか悲惨な事例として、夕張市は30年監査をしておらず、監査機能が働いてなかったようです。議選監査、元々は議会が長を監査していた。
今後として
- 臨時出納検査を復活しなければなりません。
- 実施棚卸しを8月26日に行う。
- 監査事務局長は独立さすべきである。
以上。もともと昭和の初期頃までは議会が行っていたようです。議会から監査委員として2人出ていますので、しっかりと監査してもらいたいです。しかし通常は4年任期ですが、大概は1年で交代に成ります。それまでに監査のやり方について、しっかりと勉強しなければと思いました。
以上、大変勉強になりました。