関西圏政治研究会
平成22年7月29日(木)
場所: 感謝・共生の館(春日大社)
春日大社共生の館で、関西の地方議員や首長が約100名が集まり、道州制について議論がされました。
- 道州制が必要かどうか?道州制とは何なのか?
- 大阪都構想の推進について、ワン大阪 大阪のGDP40が37兆円に下がってる。
- 大阪府と市がバラバラに行っている事業ロスを無くして行く必要。
- ワン大阪にすると大阪市民一人につき11万円経費削減可能で3000億円が助かる。
- 日本創新党の山田宏さんは「自治体首長が監督できるのは、50万人迄です。大阪市の260万人は多すぎる」
- 奈良県の140万人で39市町村基礎自治体も多すぎると思います。
- ワン大阪は、大阪市が解体される事で、ムダがなくなる。
- 大阪市の税収は6000億円あるが、全部義務費で無くなる。
- これでは、大阪市は潰れるのが見えている。
- なぜ、大阪市が不景気なのか?
東京一局主義になったからと思われる。府と市の合併で解決できるとは思わない。
- 東京都はなぜ出来たのか?
そもそも国が首都を管理統制するために出来たがそんな都政形式は古い!
地方分権とは、県と市町村の役目権限をはっきりとさすことが必要です。税収も都政になると(東京都の場合)市町村の税収は、ほとんど都に行き何をするのにも、都にお願いしなければならない。
大阪市230万人を30万人特別区にすると、市民サービスはかなり低下してしまい、独自性も無くなる。
そのような事がたくさん起こるので、道州制とは何なのかをまず勉強して下さい。
- 大阪市が無くなって特別区になると、270人の府議会議員が誕生してしまう。
以上、大阪府大阪市の例を参考に見ても、道州制の問題点を良く考えて慎重な議論が必要です。