5月 市民環境委員会(1)
「高円山ドライブウェーから見る横井町の山林」について
平成26年5月12日(月)
質問: 植村佳史/答弁: 新斎苑建設推進課長
請願第7号 新火葬場の建設について
●【植村・質問-1】
請願第7号「横井町の山林」への新火葬場建設計画の白紙撤回を求める3回目の請願書が、飛鳥地区自治連合会長他9ツの諸団体より提出されたが、市当局として、現在、新火葬場建設に対する状況はどうなっているのかお聞かせください。
■【新斎苑建設推進課長・答弁-1】
昨年3月に現火葬場移転に伴う合意書が締結され、合併特例債の活用期限である平成32年度までに新火葬場を建設して移転しなければならないことから、今年4月の機構改革により新斎苑建設推進課を新設し、新火葬場の重要な候補地の地権者や地元周辺等の自治会の皆様と慎重に交渉を進めておりますが、合意には至っておりません。
しかし、環境影響評価や土質調査等期間を有する業務を今年度に予定していますので、地元周辺等の自治会に今後一層丁寧な説明を致し合意形成が得られるよう進めてまいります。
●【植村・質問-2】
こう言った所謂嫌悪施設と呼ばれる施設ですが、一般的に国内において火葬場やクリーンセンター、又は軍事基地や福島の原発事故以前においての原発等は総論賛成、各論反対が出てくるものだと感じるが、決定するときのポイントとなるのは何か?また前回の候補地(ドリームランド跡地)の白紙撤回になった第一の理由は何か、お聞かせください。
■【新斎苑建設推進課長・答弁-2】
地権者の反対であります。
◆【植村・コメント】
地権者が反対し、更に住民も反対されたからなんですね、これまで昭和45年頃より歴代の市長が、候補地を探してこられました。その中には、民有地以外にも国有地や、市の所有地もあったと聞き及んでいます。仮に地権者が良いと言っても、合意に至らなかったのは、多少は地形的な問題もあったでしょうが、やはり地元周辺の反対があったからだと考えられます。委員の皆様には、この請願第7号が提出された願意を十分ご理解していただき、地元、周辺の地域住民の皆様の心情に十分に配慮していただき、この新火葬場建設問題については、議会としても慎重に取り扱うべきであるとの意見を申し上げ、私の質問を終わらせて頂きます。