3月議会 一般質問(1) 選挙対策の他市火葬場の駆け込み視察
平成25年3月6日(水)
質問: 植村佳史/答弁: 市長
選挙対策の他市火葬場の駆け込み視察?
●【植村・質問】
新火葬場建設について、市長は平成25年度には、地権者や地元周辺との合意形成を図り、基本計画を策定し、地形測量、土質調査を行うと予算計上されており、その候補地は昨日、飛鳥地区自治連合会から「横井町山林を建設候補地とする事に反対する請願書」が出された場所であることが判明した。そして市長はこの3年半は他市の新火葬場を1回も公務視察はされていなかった。それを9月議会で指摘されてから、最近になって急に駆け込み視察を行ったが、選挙対策の点数稼ぎと感じる。
なぜ現地又は周辺で建替えした火葬場ばかり視察して、私達が視察したような、川崎市南部斎苑やさいたま市大宮聖苑のように、新規に土地を確保して成功した火葬場を、なぜ視察しないのか?
■【市長・答弁】
視察した4か所の火葬場は、それぞれ最新の設備と新しいイメージを有しており、今までの火葬場の認識を新たにした。いずれの火葬場施設も現地建替えではあるが、尼崎市の場合は、住宅地に隣接しているために施設の増設に反対があり、周辺住民の同意を得るのに時間を要したとのことであった。また、和泉市では、地元と30年以内に移転すると協定を交わしていたが、市内全域から候補地を検討されたが移転先が見つからず、再度、地元と協議を重ねた結果、新たに地元還元対策事業等の条件を示し、現地建替えの新たな協定を締結された。
火葬場はどこへ移転するにしても、地権者や地元と十分に話し合いを重ね理解を得ることが重要であり、誠意をもって丁寧な対応をされたと聞く、火葬場施設を文化施設として認識していただけるような新しいイメージが重要と考え、視察を行った。
川崎市HPより
さいたま市HPより
◆【植村・コメント】
新火葬場についてですが、仲川市長は現施設周辺住民の気持ちが全く分かっていない。「地権者や地元と十分に話し合いを重ね理解を得ることが重要であり、誠意をもって丁寧な対応が必要」と言うが、現地建替え施設ばかり視察に行っている事自体が、長年移転を要望されている地元住民の心を傷つけていると言う事が分からないのですか?
仲川市長の任期切れ「駆け込みパフォーマンス」はもう結構です。後4ヵ月ですので、地元住民の気持ちを、これ以上逆なでするような言動は慎むよう注意しておきます。