2002年FIFA日韓共催ワールドカップ 記念エッセイ
今週の話題 『泣きながらプレーしていた男』からの贈り物 平成14年6月29日 ワールドカップも今日と明日で終焉を迎える。 トルシエ・ジャパンのベスト16入りもさることながら ワールドカップ中で最も心に残った言葉がある。 ベスト8最後の椅子を巡って熾烈な戦い挑んだ韓国とイタリア。 後半、韓国はフォワード陣をつぎ込むんで賭けに出るが もう誰もが終わりと思った終了間際88分、 延長後半残り3分、PK戦を誰もが予測した直後 倒れこむアン・ジョンファン。 グループ競技をしていた者なら誰でも一度は経験したことのある、あの恐怖感。 もちろん、アン・ジョンファンの置かれた立場、 私は果たして『泣きながら仕事を』したことがあるのであろうか。 ◆祭 作太郎
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今週の話題 「ワールドカップとスズキさん」 平成14年6月22日 2002年6月18日(火)は忘れることが出来ない日になりそうだ。 さて、その後の韓国対イタリアの試合。 この日本にとってワールドカップ開催の一番の収穫は 理屈は抜きにして、韓国チームを日本人が応援する ただ、よくよくお互いの顔を眺め合うと、民族の違いがつかないぐらい似ている
まるで、日本が負けたのは彼が悪いと言わんばかりのバッド・タイミング さてこんな状況でもアメリカ大陸で黙々とバットを振り
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今週の話題 「ワールドカップと浪花節」 平成14年6月15日 グループリーグ一位の好成績で日本ワールドカップ決勝トーナメント進出。 大阪・長居スタジアム発の熱狂的青色ウェーブは道頓堀川に波及、 初めてアジアにやってきたワールドカップ、 もちろんサッカーのゲーム自体も素晴らしいのだが 前回フランス大会で初めてワールドカップなるスポーツ大会を初めて目にしたのは 今回も開催するまでは日本戦以外は余り興味なかったが 国中の期待と重圧を背負った各選手の活躍はもとより ワールドカップでの戦いを、特別国家事業レベルまで 冬の仇を足で返し、市庁を埋め尽くした赤い群集。 とても紙面を埋め尽くせないエッセンスの宝庫である。 無敵艦隊・・・・・・スペイン また、ワードカップを日韓で共催することによって得た多大な恩恵は計り知れない。 さて、ワールドカップの後半戦はこれから。 だが、この幸運は決して偶然でなない。 ◆祭 作太郎
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今週の話題 「ワールドカップと村おこし」 平成14年6月8日 ワールドカップ、いざ開幕するとテレビに釘付けになってしまいます。 ところが元々サッカーや大会自体の予備知識がなく戸惑う事も多いのも事実。 先週の日本×ベルギー戦では午後6時からでした。 また、細かい部分は無視するとサッカールールは
経済破綻の深刻さを吹き飛ばせアルゼンチン などなど各国のサッカーに対する情熱度とお家事情とがうまく調和。 その線では、なんと言ってもカメルーン。 もちろんカメルーンはサッカー自体の実力もあるのでしょうが ユーモラスな風貌や服装、独特のパフォーマンス。 この遅刻問題にしても選手達のベースアップ交渉のもつれが原因とのこと。 選手一人あたり約300万円。 私もカメルーンの記事が好きで、読む内に何だか思わず微笑んでしまう。 もちろん全国津々浦々、今やその町の名前を知らない人を探すのが難しい ◆編集長 |