2002年のビジネスコラム
「ニセモノについて」 平成14年3月9日 ◆祭 作太郎
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アメリカにはアメリカのやり方がある。 しめじとひらたけは別物だ。 その場しのぎの嘘はいつかはばれる。 |
何を一体守ろうとしているのか。 なぜ正直に生きれないのか。 ニセモノの生き様、棺おけに入るとき満足できるのだろうか。 |
そろそろ過去を清算すべきである。 その店のオヤジの作る『味噌煮込みうどん』は |
「若年層・雇用問題について」
平成14年3月16日 ◆祭 作太郎 戦後最悪の高校生の就職内定率75,7%だと朝刊にでた。 中高年の失業が問題に話題に取り上げられるが 2年ぐらい前のある統計では、40代後半から55歳前半の
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いずれにせよ、労働市場における中高年が得ている雇用の既得権が パソコン教室のテレビCMではないが、 例えば全社一斉電子会議をやろうと思っていても 「エライさん」の収入に対して何分の一の若い社員や派遣社員の方が |
言いたくはないが、退職金もすでに貰った還暦を過ぎた人が しかし、これから若年層は、卒業時の選択肢にサラリーマン・OLになる 自分は本当に何をしたいのか そう言った根本をまず自分なりに整理して社会に望むべき時代なのだ。
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人は皆年を取るし今20代の人もいずれ50代、60代になるのだ。 日本人は優秀だと思ってきた。私も貴方も。 社会環境や物価指数は違えども、 だが、己に哲学(自分は本当に何をしたいのか)なしに
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「ワークシェアリング」
平成14年3月31日 ◆祭 作太郎
自民党の古狸どもを徹底的に追い詰めてきた 数年前まで大政党(総理大臣を出した)だった
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毛利輝元の祖父、戦国大名毛利家の創始者毛利元就は 一代で小さな集落の盟主から中国地方のほぼ全域を手中に納めた。 今の山口県、広島県、岡山県、島根県、鳥取県、瀬戸内海の島々と 後の織田信長と匹敵する規模の大大名になった。 毛利元就は3人の息子達に遺言した。 だが、真相はどうか。 毛利家は織田家と交戦するが信長死去後、 |
が、様々な状況の中で毛利輝元は名義上西軍の総大将になった。 といって彼は大坂城から動かず関ヶ原の戦場には赴かなかった。 分家の吉川家、小早川家のみが戦に出た。 東軍の徳川家康側の勝因はこの西軍毛利両分家の動きが最も大きい。 にも関わらず戦後、徳川家康は毛利家を取り潰そうとした。 結果100万石を超える大大名から、30万石大名に一気に格下げした。 それならなぜ、最初から徳川家とはっきりと戦わなかったのか。
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さて、私は辻元清美元代議士の 「ワークシェアリング」という言葉からこれらの事象を連想した。 社民党(旧社会党)も一時は覇を争ったがその中途半端な姿勢で小政党に陥った。 なぜ、最後の最後に自民党と連携したのかいまだに疑問だ。 当時の新進党などと諍いはあれ、少し熟慮すれば政権党であれた。 しかし、国会議員数が減ったからといって元第2政党、
毛利家は30万石ながら多くの余剰人員を食わす為、 かくして、徳川家康の予言は300年を得て的中した。
平成日本を江戸初期の毛利家に置きかえてみてはどうだろう。
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「ブロードバンドと出会い系サイト」
平成14年4月13日 ◆祭 作太郎
ADSLの急激な普及とともに日本のブロードバンドも一気に加速している。 騙されてはいけない建設族の私利私欲に。
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仕事をする場所を選ばないのがコンピューター(IT・通信)業界である。 地方のIT化推進は、大胆な税制優遇や施設・資金援助ができる そこには大義名分と公共事業の後に残った、永年赤字高速道路や |
地方に限らず、他の諸外国との比較する観点から インターネットの高速化・低価格で喜んでいるのは |
とくべき方法はある。 また、10代の学生を国費でどんどんIT留学させる(語学の観点からも) 急がないともう時間はないのだ。 |
「ボーダレス」 平成14年11月2日 ◆祭 作太郎
大前研一さんの本を読むとしきりに『ボーダレス』と言葉が出てくる。 今、新聞を読むと特に中国の製造業が元気で |
さて、大部分を締める一般庶民の感覚としては 『ボーダレス社会』は馴染めないと思える。 日本人の価値観として一躍千金派は少数なのだ。 多くが地道を旨とする。 バブル時代だと言ったて、実際に株を買った人がどれだけいるのだろうか。 せいぜい、値上がりするとの淡い夢を膨らませながら 『ボーダレス・エコノミー(経済のグローバル化)時代が到来した、 |
日本もかつては、世界の工場と呼ばれた。 戦後、焼け野原から産業を興し電機、自動車などモノ作りで 世界を席捲した。それこそeconomic animal と揶揄されながら。 また、サブ・カルチャーとして、カラオケは世界の共通語だし、 |
一握りの実力者を除いて、多くの日本人は職人気質で 地道にコツコツと仕事をしたいと思っているのではないか。 人間誰でもお金は欲しい。出来れば(各自のレベルで)今より少しでも多く欲しい。 しかし、『あの大先輩の上に立って、叱咤してやろう!』 やはり、日本は世界の情勢に余り振り回されずに ゴジラ松井が日本から出て行くとの記事を読みながら |
清流のごとく
平成14年8月17日 ◆祭 作太郎 |
暑い季節になるとワクワクして、まずは海やプールに出かけて水を浴びる。
不景気、不景気と言ってもこれだけ長期間続くと 競争社会であるとか、能力給であるとか、リストラだとかまだまだ馴染めない。 この不景気と言われる経済環境の中で それが出来なければ首になるという恐怖感からか、 無借金経営でなければ、たいていの町の社長さん(中小企業)は 大企業に多いサラリーマン社長の場合はそうではない。 でも町の社長はそうではないのだ。 夏である。空気の良い山の清流に出かけて
しかし、私はこの天下と茶屋と言う組み合わせが好きである。 私は太閤秀吉にはなれないが、せめて清く生きたいと思い 先日、石川県でこの清流茶屋の名前にぴったりの所を見つけてきた。 川魚は不味い(或いは食べ辛い)と多くの方が思っていることであろう。 このお店の岩魚のお造りや塩焼きを食べると 座敷からは、山と山に囲まれている清流が眼下に見渡せる。 興味ある方は写真を取ってきているのでご覧頂きたい。 ◆祭 作太郎 |