ウミネコ(チドリ目カモメ科)海猫
Larus(ラルス カモメ属-ギリシャ語でglarosカモメの一般名)
crassirostris(クラッシロストゥリス crassus太いrostrum嘴)
Black-tailed(黒い尾の) Gull(カモメ類) L46.5cm W120p
サハリン、南千島・ウスリー・朝鮮・中国南部などで繁殖し、冬季は少し南下する。
日本では、留鳥または漂鳥として全国の沿岸、港、河口、干潟などに生息する。北海道・本州・九州の沿岸及び周辺の離島や伊豆諸島の海岸の崖や小島に密度の高い集団繁殖地で繁殖する。冬期は繁殖地付近にとどまるものと、南下するものがあり、本州以南の海岸や河口に多い。繁殖期には成鳥は繁殖地付近にいるが、若鳥は繁殖地に行かず各地の沿岸などで越夏するものも多い。
【声】「ミャー」「アー」とネコのような声で鳴く。
【名の由来】ミャー、ミャーと猫のような声で鳴くので“海猫(ウミネコ)”。
○奈良時代からカモメ類を総じて「カマメ」「カモメ」、平安時代から「カモメ」の名で知られている。江戸時代中期から区別して「ウミネコ」の名で知られる。異名;「ウミカモメ」
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2006/04/22 和歌山 成鳥夏羽 | ||
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2008/09/28 三重 冬羽(後頭部に褐色味がでる) | 2008/06/23 北海道 繁殖地で営巣する | |
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2007/08/28 三重 左:第2回冬羽 右:幼羽 | 07/08/28 三重 夏羽→第3回冬羽(嘴が灰緑色) | |
後ろは第2回冬羽 | ||
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2012/11/24 大洗-苫小牧航路 成鳥 | 2012/11/24 大洗-苫小牧航路 第2回冬羽 |