ミコアイサ(カモ目カモ科)巫女秋沙
Mergellus(メルゲッルス ミコアイサ属-ラテン語で海鳥の一種 mergusカワアイサに似た鳥)
albellus(アルベッルス 白っぽい)
Smew(ミコアイサ) L42cm
奈良県レッドリスト 希少種
ユーラシア大陸の亜寒帯で繁殖し、ヨーロッパ・カスピ海からインド北部・中国東部で越冬する。
日本では、主に冬鳥として九州以北に渡来し、湖沼、池、河川などに生息する。北海度では森林に囲まれた池沼で少数が繁殖する。数羽の群れで行動することが多く、潜水して採餌するが他のアイサ類と異なり魚類よりも他の水生生物をよく採食する。
アイサ類。
【声】「キョーキョー」「チョーチョーチョー」と口笛のような声で鳴く。
【名の由来】美しく白い姿を巫女にみたて“巫女アイサ”。早秋または秋に渡来するので“アキサ”から“アイサ”に転じる。
○アイサの仲間は奈良時代から「アキサ」の名で知られ、室町時代から「アイサ」とも呼ばれるようになり、江戸時代になり区別して「ミコアイサ」と呼ばれるようになる。異名;「コアイサ」「ヒメアイサ」「ウミヲシ」「ボンテンアイサ」「カコガモ」「カコハジロ」「ミコカモ」
◇馬見丘陵公園では、池に飛来することがあるが稀。
(ガンカモ調査時の羽数 、2010-2羽、その他の年なし)
2009/12/08 奈良 ♀、♂ | ||
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2007/01/17 兵庫 ♂生殖羽 | 2010/01/06 奈良 飛翔 | |
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