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                                                         デッキワールド大阪  

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12.ウッドデッキの役割

(1).バリアフリーな場として。

洗濯をして表で干す場合何度も段差のある家から庭に降りなければなりません。小さいお子さんがいらっしゃる場合お母さんの後をついていきますので戸を自分で開けて落ちないか気が気ではありません。デッキがあればそのまま洗濯ものが干せて子供がついて来て足元で遊んでくれれば安心です。
               こども


(2).プライバシーの確保

お庭でくつろぎたいけれど結構人目が気になることがあります。
そんな時は必要な所だけ目の細かい目隠しフェンスを設置して、必要のない所は開放的にすればかなり快適なお庭になります。


(3).夏場を楽しむ

夏場の南側は灼熱地獄ですがつる系の植物で緑のカーテンで木陰を作ります。氷水を入れたバケツに足を入れて本を読んだりハンモックで昼寝したり、。気候のいい時期など外で食事なんかも最高です。
また子どもたちははデッキの上でプールを楽しみます。かなり騒がしいですが子どもの笑い声を聞いてると幸せです。
デッキの上だと砂が上がらないので快適です。温泉好きの私は将来ジャグジー付きのウッドデッキを作ってみたいと思っています。

(4).おうちカフェとして。

ヨーロッパのカフェで飲み物をたのむと同じものでもカウンター、店内のテーブル、外のテーブルの順に値段が高くなります。外の景色、行き交う人、活気ある街を眺めながらコーヒーを飲むと美味しく感じるからでしょう。外で庭で育てたハーブティーと手作りケーキでお茶するのはいかがですか。

(5).パーゴラの活用

パーゴラとはラテン語で直訳すれば「ぶどう棚」 です。つる系の植物をからませ木陰をつくると快適な空間になるのです。雨の多い日本で他の役に立つ使い方として垂木を少し傾斜をつけて屋根をつけまる事ができます。

(6).バーベキューの場として

私の特技の一つに炭の火おこしというのがあります。着火材は使いません。それはいいとしまして、土の部分を設置したコンロでお父さんがせっせと肉を焼き家族はデッキでいただきます。
枯れ枝でご飯を炊いたり焼き芋をしたり焼きマシュマロは絶品です。

13.よくあるご質問

よくあるご質問を箇条書きにしました。

1)施工範囲はどこまでですか? 
デッキワールド大阪の施工範囲は関西2府4県ですが遠方は交通費を加算させていただいています。
今までの施工例では西は姫路市、東では名張市、彦根市、南では吉野市、泉佐野市など施工しました。

2)施工期間や注文してからの施工開始まではどのぐらいですか?
施工期間はごく標準的な大きさで2,3日です。キット品と違い木材から現場で製作するため少し時間がかかります。
大きな現場は人数を増やしてできるだけ早く完成できるようにしています。
注文から施工開始までは時期により異なります。通常で約1週間から2週間ですが1ヶ月から1ヶ月半になるときもあります。

3)施工中はずっと家にいないといけないのですか?
そんなことはありません。普段どうりお出かけくださっても外での仕事ですので問題はありません。
共働きのお客様で終日いらっしゃらないところも何件もありました。

4)デッキ施工後にあとからパーゴラは付けれますか?
弊社で施工したウッドデッキにはデッキの形などにもよりますが、施工可能な場合が多いです。他業者様の既存ウッドデッキへの施工はお問い合わせ下さい。

5)いくらぐらいかかるか知りたいのですが。フェンスがデッキの1面だけとかの場合はどうなるのですか。
まず価格表でご計画のウッドデッキの大きさに一番近い大きさの価格を探してください。フェンスの有無、種類により価格が変わります。フェンスが3面にすべて取り付けない場合はフェンスなしのデッキの価格にフェンスの単価x個数がプラスされます。わかりにくい時はお気軽にお尋ねください。概算でのお見積もりがご予算に合いましたら改めてご連絡ください。ご訪問させていただいて測量、ウッドデッキのご説明、確定お見積もりをいたします。実際に使用する部材で作ったウッドデッキを小さくしたサンプルや色見本、フェンスの実物などをお持ちいたします。休日でも可能です。

6)メンテナンスはどうすればいいでしょうか。デッキを長持ちさせる方法は?
よく歩いて擦れやすい床板のデッキ材は1年に1度擦り切れた部分だけ塗装されるほうがいいと思います。その他の場所は数年に一度で良いと思います。オスモ塗料の方が標準塗料に比べ耐久性が強いようです。
塗装は思ったより簡単で表面の汚れを水洗いし乾燥したらホームセンターで販売されているコテバケというタイプの刷毛に柄を付けて塗装します。これだと腰をかがめず楽々塗装できます。隅などのコーナーは普通の刷毛塗装します。
ウッドデッキで気をつけたほうが良いのはデッキの上にプランターや植木鉢をおくことです。どんなに水に強い木材でも絶えず水にかかりじめじめした状態が続けば腐蝕します。もしプランターなど置かれる場合はデッキに直接置かずに少し高さのある花台などに置かれる方が良いでしょう。


14.腐蝕したデッキ
   腐食サンプル1      腐食サンプル2


このデッキはまだ5年しか経過していないとのことでした。最初デッキの全体の写真を見せていただいた時はデザインも良く、すごくいい感じのデッキだと思ったのですが訪問時に観察すると所々腐蝕が進んでいてデッキを歩くと今にも床板が抜け落ちそうな状態でした。材質は構造材の根太に米松(105mmx150mm 約900mmピッチ)、床板のデッキ材は日本杉(27mmx240mm)が使われていました。米松、杉は一般に住宅の内部構造材に使われていますが雨にあたる外部には不向きです。よく杉の外壁材がありますがこれは焼き杉といって木の表面を焼いているもので、表面の木の細胞を焼くことで腐蝕菌の繁殖を抑えるのです。床板は厚みのわりに幅が広いため反りかえって何度もひっくり返して張りなおしたそうです。構造は一般住宅と同じ軸組み工法で接合部はホゾ加工がされていたのですがそこに水がたまり腐っていました。

          
15 清水寺

これは清水の舞台の床組みです。材質は欅(けやき)、檜(ヒノキ)です。柱をくりぬきそこに梁を通し、楔(くさび)で固定しています。すごくシンプルですがかなり良く考えられています。もし木がやせて構造組みがゆるくなっても楔を打ち込めばがちっと締まります。この構造は法隆寺などにも見られます。長い時を経た欅、檜の表面は石のようにカチカチで実にいい風合いです。実は私は古い無垢の木が好きでよく自宅近くの法隆寺に行ったり、またリサイクルショップでふるーい桐
の箪笥を買ってきてはリフォームして使っています。

最後までお読み下さりありがとうございました。

前項    

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