瀬戸内海に浮かぶ犬島。
島全体が良質な花崗岩で出来ており、その昔「石切の島」として栄えました。
その石は大坂城や岡山城の石垣など、古くから使われ、明治30年に全盛期を迎えます。

やがて島は近代化の波に乗り、

明治42年に銅の精錬所が建設され大きく賑わい、大正8年の閉鎖までの間に、
全盛の頃は島民人口3000人を数えます。

そして、今は、

煙突と精錬副産物である黒色ブロックを残し、静かに時を刻みます。

そんな犬島を、私と一緒に訪ねて見ましょう。