天井勝ち・床勝ち納まりの部分の壁は従来、天井から上と床面から下が無いということで無視されてきた。しかし、壁面の8割がたに面材が貼られているいるので、これを計算上無視するのはもったいないし、偏心率にも影響する可能性もある。
釘が川の字に打たれている分の低減(4周に釘が打たれる耐力壁の約6割の耐力となる(木ずりを除く))と、面材の高さが耐力壁より低い分の低減(耐力は面積に比例)を考慮する必要があるが、耐力要素として有効に使うことができる。 (下図)