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No.8 吹き抜け・下屋を設計する注意点

2003年11月


8−2.吹き抜けの直下に耐力壁を多く設け、水平力を伝達させる



吹き抜けから右側と左側に分けて考え、それぞれが床の水平力を分担することにより、スムーズな水平力の伝達が行なわれる。


8−3.水平ブレースを吹き抜けに設置

吹き抜けに水平ブレースを設置することで、吹き抜けを有効な水平構面とすることで、水平力の伝達が可能になる。


上記の内容をコスト面や意匠面より考慮し、最適解を選択すればよい。

ただし、各強化対策(吹き抜けを含む)に概念的に示したが、剛な水平構面の条件を満たしていないので、ブロックごとに分けるなど、力の流れを考えてきちんと構造的チェックをする必要がある。



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 ©Tahara Architect & Associates, 2003