筋かいプレートも釘さえも見当たらない。
間柱は後から取り付けるのだろうか。
階高が高いので、座屈も心配される。
建築基準法で定めている筋かいの形態は、一般的な住宅規模で階高は最高でも3m程度であり、この様に4.0mを超える階高の筋かいは想定していない。
この改善策は、柱スパンの3倍以内(≒2.7m)につなぎ材を設置し、筋かい2層に分割すると改善されるが、柱脚部の引抜力は、通常の3割増の引抜力が発生するので、その分強力な接合金物を使用した方が良い。(参照図)
さらに間柱を柱間のスパン1/3以内に設置する必要がある。