鉄筋組み立て時には、鉄筋の種類・配置、アンカーボルトの種類・位置をチェックする。
アンカーボルトは上部架構からの力が直接伝わる箇所なので、わずかな位置ずれも許さない気持ちでチェックすることが必要だ。
コンクリート打設時にはコンクリートの調合、・かぶり厚や打ち継ぎ位置等についてチェックする。
かぶり厚は鉄筋コンクリートの寿命にかかわり、重要な監理ポイントの一つである。
木造住宅で基礎がシングル(単段)配筋の場合、シングル配筋なので十分余裕だと思われがちだが、実際には端部のフック部分では、かぶり厚の余裕が余り無いのである。