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No.1 構造設計とは

2002年6月


4.2 基礎

鉄筋組み立て時には、鉄筋の種類・配置、アンカーボルトの種類・位置をチェックする。

アンカーボルトは上部架構からの力が直接伝わる箇所なので、わずかな位置ずれも許さない気持ちでチェックすることが必要だ。

コンクリート打設時にはコンクリートの調合、・かぶり厚や打ち継ぎ位置等についてチェックする。

かぶり厚は鉄筋コンクリートの寿命にかかわり、重要な監理ポイントの一つである。

木造住宅で基礎がシングル(単段)配筋の場合、シングル配筋なので十分余裕だと思われがちだが、実際には端部のフック部分では、かぶり厚の余裕が余り無いのである。



  

地中梁のスタラップ間隔の確認状況         ベタ基礎スラブの配筋間隔確認状況



  

アンカーボルトの設置・養生状況              かぶり厚の確認状況





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 ©Tahara Architect & Associates, 2003