以下に試験前の調査状況を写真と解説文で説明する。
写真1 ・ 写真2 「外観」
調査対象の本建物は専用住宅であり、都市型の狭小間口であり、このような間口スパンの2.5間程度の狭い住宅は、日本の都市住宅においてはかなりの比率を占めるものである。
本建物の外観写真1,2よりわかるとおり、外観はラスモルタルで、屋根は土葺き瓦というようになっている。
正面の基礎のみが高低差があるため高基礎となっているが、他の3面については地盤面よりの一般的は基礎形態となっている。
正面のベランダ部分が特殊荷重としているが、他の条件は極一般的な仕様で構成されている。